コロナウイルスの流行による緊急事態宣言で、色々なお店が休業したり、営業時間を短縮しています。
そしてステイホームが推奨されているので、自宅にいることが増える。
自宅にいると出かけるのも徒歩の範囲内で済んでしまい、近所を散歩するか、メルカリで売れた商品をコンビニへ送りに行くか、ドラッグストアで日用品を買うか、近所のスーパーで食材を買うか…
いつもの生活圏から出られないどころか、とにかく極力家にいないといけません。
2020年が開けた時には想像すらできなかった事態です。
でも最近、自分にとってこの状況がものすごくメリットになっている部分もあることに気づきました。
お店が開いていないので、物を買う機会が減った
用事ついでにお店にフラリと立ち寄って、アクセサリーなどの小物を買ってしまうことがありました。
でも非常事態宣言によって、そういう無駄な行動が一気になくなってしまったんです。
自宅から自転車で行ける範囲内にあるショッピングモールは、食料品売り場を除いて休業中。
普段ショッピングモールに出かけると、必要な物を買ったついでに他のお店ものぞいて、いい物があるとそれも買ってしまう。
別になくても困らない、不要不急の物を一緒に買ってしまうこともなくなりました。
相乗効果で、ネットでの買い物も減った
リアル店舗で買えないから、ネットでの買い物が増えるのかなあ、と思っていたんですが・・・
思った以上に買っていないことに気づきました。
外出しなくなって、新しい服がそれほど必要なくなったのも理由のひとつ。
買えない状況の中で、家のタンスやクローゼットを開けて確認してみると、それなりに困らない分だけ服が揃っている。
今すぐに買い足さなければならない服は、特にない。
なんだ私、今買わなくても全然大丈夫だ!と気づき、ZOZOTOWNやZARA、ユニクロやGUのアプリを立ち上げる頻度も急激に減りました。
ゲーム感覚でお金を使わないことに挑戦してみる
お店が休業していることで、ついで買いのクセが強制的に出来ない環境になってしまい、いつもよりお金を使ってない!お金が減っていない!と気づいた時、ちょっと嬉しくなりました。
そして三度の食事や生活用品以外は、できる限りお金を使わない努力をしてみようと思い立ったのです。
今の状況で出かけることが多いお店はスーパー、100円ショップ、ドラッグストア、コピーやメルカリ、宅配便発送のためのコンビニ。
スーパーでうっかり嗜好品を買わない
スーパーで食料品を買う時に、食べなくてもいいお菓子やお酒が欲しくなってしまいます。
そういうのを、買うのをやめる。
美味しそうに並んでるパン屋さんのパンも買わない。
買ったらお金はなくなるし、お金の代わりにため込むのは、きっと脂肪。
貯めるなら脂肪より、お金の方が嬉しい。
コンビニで嗜好品を買わない
コピーやスキャンをするためや、メルカリで売れたものをコンビニに持って行く時が、最も危ない時。
大好きなチョコミントのアイスや美味しそうなコンビニスイーツ、大好きなプリングルスサワークリームオニオン。
お酒も新商品が並んでる。どれもこれも私を誘惑してくるけど、買って貯まるのは脂肪だけ。
我慢したらたっぷり自分を褒めてやる。
褒美はそれだけ笑。
ドラッグストアで不要なアイテムを買わない
ドラッグストアに行くと便利で魅力的な商品が色々と並んでいて、手に取って「わ〜、これ試してみようかな」とカゴに入れてしまう時があります。
そんな予定外の物を買わないためにも、必要な物をスマホにメモして、それだけ買って帰る。
ドラッグストアにはお菓子やお酒も売っているので、もちろんそれも買わない。
緊急事態宣言は、買うことが当たり前だった日常から脱却するチャンス
たくさんのお店が休業を余儀なくされているのは、そこで働くスタッフの方の生活に大きな影響を与えるので、早く再開して欲しいと思います。
生活必需品以外の物がリアル店舗で「買えない」状況下で、シンプルライフを実践しているつもりの自分が、まだまだ無駄な買い物をしていたことに気づくことができました。
お店に行けないから買えないし、買えない状況が買うことに慣れ親しみすぎた自分に、強制的に待ったをかけた。
特に百均でありがちなんですが、色んな商品を見ていると、あったら便利だな〜と思って買ったり、入ったら何か買って帰りたくなっていました。
商品が放つ「ほ〜ら、魅力的でしょ?欲しいでしょ?買ったら幸せになるよ?」という消費の魔法の操り人形になっていました。
買えない状況になったことで「買わされない自分」を取り戻すことができて、コロナ以前より物を買わなくてもそこまで困らないなと思えるようになりました。
コロナで外出制限が始まったことで、思わぬ収穫があったなと思います。
先行きが益々わからなくなり、確実に景気を含めて色んなことが悪くなる。
そんな中でも、いいことは見つけ出すことができるんだと感じた「おうち時間」でした。