手放す決心をした洋服をどうやって処分するか悩んでいませんか?
ひと思いにゴミ袋に入れてゴミの日に出してしまえば、すぐに片付きます。
でも、まだ着られるものを捨ててしまうのはもったいですよね。
この記事では「ゴミ袋に入れて捨てる」以外の5つの処分方法をご紹介します。
洋服を捨てずに処分する!5つ方法
【手段1】メルカリに出品する
売れそうな物はメルカリに出品してみます。
私も服を出品していましたが、売れやすい服には傾向があります。
それはユニクロ、GU、しまむら、アースミュージック&エコロジーなど、プチプラでもブランド名がはっきりしているもの。
これらのブランドは買い手があれば、リサイクルショップに持って行くより高く売れます。
プチプラだと元があまり高くないので、元値以上の値段はつけられません。
状態に応じて、未使用に近いか使用感が少なければ、元値に近い値段をつけます。
少々使用感が出ているようであれば、元値よりも値下げして出品します。
季節外れのものは売れにくく、春夏物を冬に出していても、なかなか売れません。
でも、シーズン物は出品すると途端に売れていったりします。
ほつれたり色あせたり使用感が出ている箇所については、トラブルにならないよう必ず写真に撮って説明しておきます。
手放したい服がたくさんある時は、写真に撮って、説明を書いて、サイズを計ったりする作業が大変です。
売れるまで保管しておかなくてはいけないし場所を取りますが、ちょっとでも現金にしたい!と思うなら、売れそうな服は出品してみましょう。
【手段2】リサイクルショップに持ち込む
メルカリに出してもなかなか売れないし、もういい加減スッキリさせたい!と思ったら、リサイクルショップに持ち込むと手っ取り早くお金に変えられます。
ただし、二束三文の物が多いです。
私の場合、ノーブランドでも買い取ってくれるリサイクルショップに持っていっています。
買取価格が予想できないし、たくさん持って行っても数百円ということがありますが、少しでも早く現金にしたいならリサイクルショップに売るのがおすすめです。
リサイクルショップはノーブランドでもOKな所もあれば、ファストファッションやプチプラブランドはNGな所もあります。
いきなりリサイクルショップに行く前に、売ろうとしている物に合った買取業者を探しておきましょう。
【手段3】アパレルの店舗のリサイクルボックスに入れる
服屋さんによっては、リサイクルボックスを設置している店舗があります。
京都市内に住んでいる私がよく持ち込んでいるのは、H&M、ZARA、スノーピーク、ノースフェイス、ユニクロ、GUのリサイクルボックス。
H&M
H&Mをよく利用する人には魅力的な処分方法です。
H&Mの古着回収サービスは、ブランドや状態を問わず不要となった衣類やシーツ、ラグなどのホームテキスタイルを回収しています。
不要になった衣類を持ち込むと、3,000円以上の購入で利用できる500円オフクーポン(クーポンには有効期限あり)が貰えました。
一袋で500円オフクーポンがもらえますが、一日で1人2袋まで持ち込めるので、最大1,000円のクーポンが貰えます。
これまでは紙のクーポンでしたが、2021年の春からデジタルクーポンに移行しています。
デジタルクーポンは店舗での購入だけでなく、オンラインストアでも利用できます。
デジタルクーポンを受け取るにはアプリのインストールが必須で、会員登録も必要。
クーポンをもらう手順は、レジカウンターで衣類回収の利用を伝え、アプリのメンバーID画面を店員さんに提示します。
店員さんがメンバーID画面を読み取ると、クーポンが付与される仕組みになっています。
また、衣類のリサイクルで500円オフクーポンとは別に、20ポイントが付与されていました。
以前はレジカウンターで衣類を引き取ってもらえましたが、今はレジカウンター付近に置いてある回収ボックスに自分で入れる形に変わっています。
レジで店員さんにアプリ提示でクーポンをもらう→回収ボックスに自分で入れる
という手順になります。
以前と変わらず、持ち込んだ袋の中身をカウンターで確認されることはありません。
下の画像は、私が実際H&M京都に持ち込んだ、古着が入った袋です。
H&M京都では衣類回収を行っていますが、他の店舗に行かれる場合、回収してもらえるかどうか事前に確認してから持っていきましょう。
ZARAのリサイクルボックスに入れる
ZARAの一部の店舗内に、リサイクルボックスが設置されています。
私はよく、京都の四条通沿いにある京都店に持ち込んでいます。
店舗によってはリサイクルボックスがない場合もあるので、行く前に確かめた方がいいでしょう。
H&Mと同様に、ブランドや状態は特に問われません。
ZARAの衣類回収プログラムではクーポンやポイントの付与は行われていないので、店舗のリサイクルボックスのフタを開けて中に入れるだけ。
H&Mのようにレジカウンターで並ぶ必要がなく、ボックスに入れるだけなので気が楽です。
たまにリサイクルボックスのフタを開けると満杯になっていることがあります。
そんな時は、無理に押し込まずに店員さんに渡します。
スノーピークの直営店に持ち込む
スノーピークの直営店でも衣類に限り、回収を行なっています。
持ち込めるのは衣類(ブランド問わず)。
スノーピークの場合、店頭でスタッフの方にリサイクル品を渡すと、中身をしっかり確認されます。
持ち込んだ衣類は、スノーピークのウェアなどの商品にリサイクルされます。
スタッフの方から取り組みについて丁寧な説明があり、雑に扱われたくない思い入れのある洋服を処分する時に向いているかもしれません。
回収OKとなれば、このような可愛いステッカーが貰えます。
ちなみに私は、破れてしまったパジャマやウールのベストを持ち込みました。
最寄りのスノーピークの店舗が回収を行っているかどうか、事前に確認してから行きましょう。
京都の藤井大丸のスノーピークでは回収を行っています。
ノースフェイスの直営店に持ち込む
大人気のアウトドアブランド、ノースフェイスでも衣類を回収してくれます。
持ち込めるのは衣類(ブランド問わず)。
店舗にリサイクルボックスが設置されていますが、勝手に入れずに店員さんに回収してほしい衣類を渡します。
回収された衣類はノースフェイスの製品に生まれ変わります。
回収OKであれば、5,000円以上の購入で500円オフの紙のクーポン(有効期限あり)がもらえます。
ノースフェイスで欲しいものがあって、5,000円以上なら衣類回収でゲットしたクーポンを使うとお得に買い物できます。
ユニクロ、GUのリサイクルボックスに持ち込む
ユニクロの製品ならユニクロのリサイクルボックスへ、GUの製品ならGUのリサイクルボックスに入れます。
リサイクルボックスに入れられるのは、ユニクロとGUの製品のみ。
衣類は洗濯してからボックスに入れます(どこの回収プログラムでも常識ですが)。
GUの場合、GUアプリでリサイクルボックスのQRコードを読み取るとリサイクルポイントが貰えますが、ユニクロにはそのようなサービスはありません。
【手段4】気に入ったTシャツや服は、クッションなどにリメイク
別の見方をすると、洋服のくたびれていない部分は生地として使えます。
例えば、ものすごく気に入っていたキャラクターのTシャツや、お気に入りの柄のシャツ。
手放したくないけど、もう着られないし…そんな時、Tシャツならキャラクターの部分を切り取って、裏に別の生地を当ててクッションにリメイクします。
世界にひとつだけの、どこにも売っていないお手製のクッションが出来上がります。
リカちゃんやバービー人形の洋服やエコバッグ、ランチトートや巾着袋など、アイデア次第でリメイクして使い続けることができます。
【手段5】着古したTシャツ類は、小さく切ってウエスに
着古したTシャツやインナー類は15センチ四方に切って、拭き掃除用のウエスにします。
年末の大掃除や汚れやすい台所まわりの毎日の掃除に使ったり、また自転車や靴の汚れを拭き取ったり、何かと便利に使えます。
使い終わったら、洗わずにそのまま捨てます。
捨てずにリサイクルする時のマナーについて
洋服を捨てずにリサイクルする時は汚れたままはNG。
使ってくれる人のためにも全て洗濯してから売るなり、リサイクルボックスに入れるなりしましょう。
状態の良いものリユースされ、難民キャンプなどでも再利用されます。
汚れたままの衣類を人に渡すのは失礼なので、洗濯して清潔な状態にしてからリサイクルしましょう。