「捨てても何故かすぐに物が増えてしまう…」
「物がなかなか減らない(泣)」
こんなことで悩んでいませんか?
物が勝手に増えるなんてことはなくて、自分で増やしているんです。
物を増やさないためには、入口を絞ることが一番効果があります。
この記事では、これ以上物を増やさない秘訣や物を増やさない習慣を紹介しています。
部屋の物を減らしてスッキリ暮したい方に役立つ内容です!
物を増やさない秘訣は「必要な物」以外買わない
物を増やさないためには「必要な物(なくては生活が回らない物)」以外は買わないこと。
そのためには、入り口をしっかり管理することが大切。
一番大きな入り口は「買い物」です。
食材の買い出しにスーパーへ行ったり、ドラッグストアや百円ショップ、プチプラの洋服屋さんへ行った時に、「安いから」「かわいいから」「一目惚れした」などと、予定外の物を買ってしまうことがあります。
デフレの世の中、安くて買いやすい商品が溢れているので、欲しいと思ったら簡単に買えてしまいます。
そこが、物を増やしてしまう落とし穴。
物が簡単に買えてしまうからこそ、一瞬の欲望に惑わされないことが大切です。
では「いる物」以外は買わずに済む3つの方法をご紹介しましょう。
①今ある物で回せないか考える
手に取る前に「買わなくても、今ある物で済ませられないか」考えてみてください。
私の例をご紹介すると、生ゴミを捨てる用に「においを防ぐ防臭ごみ袋」を100円ショップで買おうとしました。
その時に、以前100円ショップで買った小さめのレジ袋が束で余っていることに気づいたのです。
そこで、小さめのレジ袋を生ゴミ入れに使い、使い切ってなくなってから「においを防ぐ防臭ごみ袋」を買うことにしました。
使い切ると、死蔵していた不用品を使い切ることができるし、わずかでも死蔵していたスペースが空いて余裕ができます。
今ある物で代用できるなら、その場で買うことは見送る。
習慣づけていくと、物を増やしてしまうことなく、お金の無駄づかいも防ぐことができます。
②買い物に行く頻度を減らす
なるべく買い物に行かないということ。
家にある物でしのげるなら、あるもので乗り切ると節約になるし、物を増やさずに済みます。
買い物に行く頻度が高いと、欲しいものや好きな物に出会うことも多くなります。
欲しい物や好きな物を買うことを全否定するわけではないけれど、出逢う頻度が高いほど、連れて帰ってしまう機会も増えてしまうのです。
一目で気に入って買いたくなってしまうと、人は買う理由を見つける天才になってしまいます。
私の例をご紹介すると、友人への手土産を買いに立ち寄ったショッピングモールで、とあるプチプラブランドのショップにフラリと入ってしまいました。
そこには私が大好きな、シンプルなデザインのストライプのシャツがセール価格で1,500円で売っていました。
シワになりにくい加工がしてあって、アイロンも楽そう。
シャツ好きの私の脳内では、
- 大好きな柄とデザイン
- しかも「シワになりにくい加工」がある
こういうメリットから、シャツを買うべき正当な理由を作りあげていたのです。
シャツはもう何枚もあって、買い足す必要なんてないのにも関わらず。
試着室に行こうかなと思ったけれど、
『このシャツは、どうしても欲しいものじゃない。今あるシャツで数は足りているし、持っているのは大好きな物ばかり。持ってる物を今まで通りアイロンがけして着たらいい。買ったら洋服を増やしてしまって、収納に余裕がなくなってしまうのは嫌だ』
と、何とか思いとどまることができました。
人間の脳は常に新しい刺激を求めてしまいます。
そして、新しい物を買ってもそのうちに慣れてしまい、また新しい刺激を求めて違う物を買ってしまうのです。
新しい刺激(=誘惑)に流されないためには、買い物に行く頻度を減らし、刺激から遠のくのが一番。
刺激から遠のくことで物が増えてしまう機会を減せるし、手元のお金も減らないという相乗効果があります。
③買い物に行く時はリストを作り、リストにない物は買わない
買い物に行く時は、必ず買うものをリストアップしておきます。
リストに書くのは、ないと困るものだけ。
あったらいいなレベルの物はリストアップしません。
そして、リストにある物だけを買い、リストにない物は買わないこと。
リストにない物は、買わなくても生きていけます。
私が買い物するのは、主にスーパーや100円ショップ、ドラッグストア、ユニクロやGU、無印良品、スリーコインズ、ニトリ、しまむらが多いのですが、安価で買いやすい物ばかりなので、いる物リストがなかったら、いらない物まで買いそうになります。
お店の中をぐるりとまわって、色々な商品があるのを見て楽しみはするけれど、リストにない物は買いません。
私の場合、スーパーで食料品を買う時が一番危険。
特売品があると、リストにない物でも買いそうになります。
例えば買うものリストにない小松菜が68円で売っていたら、葉野菜を切らしていれば買います。
でも、葉野菜のストックが冷蔵庫にあれば買いません。
スーパーに食品を買いに行っても、いつも目当ての物が安いとは限らないので、お買い得品が目に入ったら安さに目がくらみ、ついカゴに入れてしまいそうになります。
でも、リストになければ極力買わないように心がけています。
その時に必要ない食材を買って余らせてしまうと、傷んで捨てることになり食材を無駄にするだけでなく、食材にかかった費用も無駄になってしまうから。
いる物リストを作ることで、
- 無駄な買い物を防げる=無駄に物を増やすことを防げる
- 無駄な物を買わずに済むから節約できる
- 買い物にかかる時間を短縮できる
こんなにいいことがあるのです。
リストは紙で書いてもいいけれど、「Google Keep」などのアプリでチェックリストを作ることができます。
物を増やさないためには、買い物以外に心を満たせる何かを見つけよう
物を増やさないようにするためには、
- 今持っている物で済ませることができるなら買わない
- 買い物の頻度を減らす
- 買い物をする時には「いる物リスト」を作り、リストにない物は買わない
この3つを習慣化すること。
本当に部屋に入れていいのか入り口でしっかり管理すれば、物が増えるスピードも緩やかになっていきます。
でも、コロナで楽しみが極端に制限されていて、買い物でしかストレスを発散できない人も少なからずいると思います。
買い物を悪者にするつもりはありませんが、これ以上物を増やしたくなければ、買い物以外にストレスを発散する方法を本気で探すことをおすすめします。
人間の脳は常に新しい刺激を求めていますが、新しい物を買ってもそのうちに慣れてしまい、また新しい刺激を求めて物を買ってしまうのです。
買った物が心を満たしてくれるのはほんの短期間。
最大の楽しみが買い物だと、脳が求める新しい刺激を満たし続けるには、買い続けるしかありません。
じゃあ、食べてなくなる食べ物ならいいのかというと…
食欲を上手にコントロールしないと、太ってしまいます。
お金ありきの楽しみ方が悪いとは言わないけれど、お金を使うことでしか楽しめないと、お金がどんどん減っていきます。
お金を使って楽しめる方法だけでなく、お金があまりかからない・お金を使わなくても楽しめる方法も見つけておいた方がいい。
お金を使わなくても楽しめるよう、例えば写真撮影を趣味にするためにカメラを買ったり、サイクリングを楽しむために自転車を買ったりするのは、目的がはっきりしていて有意義な買い物です。
カメラを買ってしまえば、街や野山を歩いて写真を撮るのにかかるお金は交通費程度。
自転車を買ってしまえば、好きな場所を走るだけでいい。
買い物以外で楽しめそうな趣味であれば、思い切って初期投資してみるのもいいですね。
「必要な物以外買わない」を習慣化すると、お金が減らない
必要な物=本当に必要な物、なくては困る物以外は極力買わない生活を習慣化すると、光熱費以外はお金を全く使わない日が増えてきます。
私の場合、月に一度だけ消耗品などをまとめて買い物する日を作り、買い物リストにある物だけを買っています。
買い出しも結構疲れるので、効率よくお店をまわり、なるべく早く買い物を済ませられるよう工夫しています。
月に一度の買い出しが済めば、あとは足りない物が出てきた時や、ストックを切らした時だけ買い足します。
必要な物以外は買わないし、欲しいものがあっても衝動的に買わなくなります。
私は部屋が片付いているから無計画に物を増やすことはしなくなっているので、片付ける以前と比べて物欲も減りました。
物欲が普通より低めになったことと、必要な物以外は極力買わないという習慣のおかげで、支出を抑えることができています。
貯金もじわじわ増えるし、小額だけど投資も始めました。
片付けると自然とお金が増えてくるのは、本当だなとつくづく思います。
ストイックに思われるかもしれませんが、元々はそうではなかったんです。
片付けることで、ストイックに見えることも無理なくできるようになりました。
片付かない状況や、物を減らしてもまた増えてしまう状況を、今度こそ何とかしたい!
そんな方は「決めた物以外買わない」取り組みにチャレンジしてみてください。
小さなことでも成功すると、次は片付けを頑張ってみようなどと、プラスの意欲が湧いてきますよ。