片付けるまではお金が「物」に回っていましたが、片付けてシンプルライフを実現すると、「物以外」のことに投資できるようになります。
今回は、40代シンプリストの私が今後も続けていきたいと思う「自己投資」をご紹介します。
健康と身だしなみに関することが中心ですが、寄付というちょっと風変わり?なものもあります。
①オーラル(口腔)ケア
主に歯の健康と、口臭対策に投資しています。
歯医者での定期検診と清掃
年に3〜4回ほど、歯医者さんで歯の清掃と定期健診をしています。
内容は歯槽膿漏や虫歯の予防、歯石や着色の除去。
定期健診は保険適用ですが、歯の清掃は「エアフロー」という機械を使うので、自費負担。
エアフローとは、微粒子パウダーをジェット噴射で吹き付けることで、歯の着色や歯石を落とす器具のこと。
↓エアフローでの歯のお掃除風景。↓
定期的に清掃することで、歯周病の原因となる歯石を落とせるし、歯が長持ちするそうです。
清掃と定期検診で8,600円ほどの出費ですが、父のように入れ歯になりたくないので、必要経費だと思っています。
入れ歯になると物が噛みにくくなるようで、自分の歯で食べるよりも不便そうにしています。
歳をとっても自分の歯で食べることを楽しむために、ずっと続けている自己投資です。
口臭対策
コロナ前は、人の口臭が気になる時がありました。
自分も臭いと思われていたら嫌だなと思って、シャンピニオンエキス入りのサプリメントを毎日飲んでいます。
いつも飲んでいる口臭対策サプリはこちら。
口臭対策サプリを飲んでいない時は、朝の口臭が結構きつかったけど、飲み続けるうちに朝の口臭が気にならなくなりました。
日中の口臭も抑えられていると思います。
オーラルケア用品での日々のメンテナンス
朝晩に隅々までしっかり歯みがきをします。
歯ブラシは1本90円前後で売っている「ビトイーン コンパクト(ふつう)」を使っていて、ブラシが開いてきたら小まめに取り替えています。
週一回「Ora2プレミアム クレンジングペースト」で磨いています。
歯医者さんに聞いたところ、市販の「ステイン」が取れると書いてある商品は「そんなに効果はない」らしいですが…
あまり意味がないとわかっていても、少しでも着色が落ちれば…と思って使っています。
口臭と虫歯予防のため、朝起きた直後と寝る前に、ライオンの「クリニカ クィックウォッシュ」で口の中をすすいでいます。
朝は特に口の中が気持ち悪いので、マウスウォッシュを使うとサッパリします。
マウスウォッシュを使いすぎると口の中の常在菌が減るみたいなので、使うのは朝と寝る前の2回だけにしています。
②体臭(加齢臭)対策
私は人の体臭がよく気になってしまう方で、もしかしたら自分も不快な体臭を発していないかな…と不安になってきます。
40代だし、加齢臭も気になります。
自分の体臭ってイマイチ自覚できないんですが、他人に不快感を与えたくないので、体臭対策は以前からずっと続けている習慣です。
私が主にやっている体臭対策は、
- ニオイ対策サプリを飲む(口臭ケアと同じもの)
- 毎日「デオコ薬用ボディクレンズ」で体を洗う
- 毎日脇の下などに「デオコ薬用デオドラントスティック」を塗る
- 発酵食品を積極的に食べる
この4つ。
ニオイ対策サプリは口臭対策もできる「ドクターデオラボ」を使っていますが、便臭にも効果を感じています。
サプリを飲んでいると、排便後「臭い…」と思うことがありません。
あと、こんなことにも気をつけています。
- 汗をかいた服はこまめに洗濯する
- 洗濯物を洗わないまま溜め込まない
- 履いた靴は週末に清掃する
- 部屋を清潔にして、部屋自体が臭わないようにする(部屋が臭うと臭いが移るから)
自分の体からの臭いだけでなく、身につけている物や部屋に雑菌がわかないよう清潔にしています。
③脱毛
目から下の体毛がなくなるまで続けるつもりの脱毛。
目から下とは言っても、VIOのVを全部なくしてしまうつもりはないのですが、自分が納得できるレベルになるまで続けます。
完全に自己満足の世界ですが、脱毛しているとカミソリで剃って肌が荒れたりする心配がないし、単に自分が気持ちいいから。
VIOは毛量が減ると、ムレや排泄物による不快感がなくなるからとても快適。
私はチェーン店ではなく、個人経営のサロンで脱毛しています。
都度払いで予約の変更も融通がきくし、他のお客さんとも遭遇しないので気楽に通えます。
④毎月のヘアカット
髪は短い方ですが、伸びてくるとそれなりにモッサリしてきます。
清潔感をキープしたいので、伸びすぎてヘアスタイルが崩れないうちにカットしています。
カット代は3,000円で、シャンプーなし。
髪や頭皮の状態も見てもらえるし、担当してくれている美容師さんは友人なので、雑談も楽しめます。
⑤毎月寄付すること
国境なき医師団への寄付
自己投資というよりは、社会貢献的な意味合いが強い寄付。
日本人は世界一寄付しないそうですが、私は富豪でもなければ高給取りでもありません。
寄付することで、自分が誰かの命を助けたり役に立っていると感じられます。
たとえ千円でも「自分は寄付できるお金を持っている」と思うだけで、回りまわって自分の所に還ってくるような気がするのです。
私は「国境なき医師団」に毎月わずか千円ですが、寄付しています。
国境なき医師団を選んだのは、「医療のない所に医療を送る」活動に共感したから。
学校に行けず働いている児童のためのプログラムなど、色々あって迷いましたが、命の危機に瀕していて、医療を求めている人が最も緊急性が高いと思い、国境なき医師団に寄付しています。
国境なき医師団への寄付は寄付金控除の対象となるので、税金が少し安くなるという特典もありますが、自分の楽しみをちょっと我慢すれば誰かを救うことができるのです。
たったの千円なので偉そうなことは言えませんが、世の中には苦しんでいる人がたくさんいて、自分はまだ幸せな方だと思います。
私は少なくとも一文無しではないし、雨露をしのげる家、家族や仕事を持っています。
持てる者が持たざる物を助ける精神で今後も寄付していきたいし、収入が増えたら寄付金を増額したいなと思います。
托鉢僧への喜捨
これは寄付とは少し違いますが、たまに托鉢僧の方々が来られたら、千円だけお渡ししています。
これは喜捨といい、托鉢僧は私たちに「持てる者が持たない者に分け与える」という修行をさせるためにまわって来られます。
托鉢僧の方が来られたら「貰ってくださってありがとうございます」という気持ちを込めてお金を渡し、こちらが一言「ありがとうございます」とお礼を言っています。
これも寄付と同じで、投げかけたものは自分に還ってくる気がするのです。
還ってきたら、また投げかける。
そうすることで、自分も他人も豊かになる。
こんな考え方ができるようになったのも、片付けのおかげかなと思います。
まとめ
シンプリストの私がやっている自己投資は
- オーラルケア
- 体臭対策
- 脱毛
- 毎月のヘアカット
- 寄付
この5つでした。
年齢の割には少ないのかもしれませんが、今後やりたいと思っていることがあるし、自己投資は増えていくと思います。
お金を払って(投資して)得ているのは、清潔感や健康、社会貢献など形のないものばかり。
片付けをすることで無駄な物を買う代わりに、形のないものにお金をかけることができるようになったと思います。
物で溢れていた部屋に住んでいる時よりも、今の方が心豊かに生きられていると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!