ワンルームの賃貸マンションで快適なシンプルライフを継続するために、シンプリストの私がいつも心がけている3つのルールがあります。
シンプリストになるには、「持ちすぎず、買いすぎず、捨てすぎない」極めてシンプルな3つのルールを日々の生活で意識すること。
この記事では、この3つのルールについて詳しく説明していきます。
この記事を読むと、シンプルな暮らしを実現し、維持するために心がけるべきことが分かります。
シンプリストになりたい方、シンプルライフを目指している方の参考になればと思います。
シンプリストのルール①「持ちすぎない」
例えば、こんなことはありませんか?
- 一人暮らしなのにマグカップが何個もある
- ハンカチが10枚も20枚もある
- 文房具がたくさんある
- 使いもしない化粧ポーチや布の袋をいくつも保管している
他にも、カバンや洋服、靴がたくさんあったり…
当てはまるなら、物を必要以上に持ちすぎています。
マグカップは予備も含めて2つあれば十分だし、普段使いのハンカチなら、洗い替えと予備も含めて3枚あれば十分。
よく使うボールペン、シャープペンシルならスペアを含めて2本ずつあればいいし、絵を描く方でもなければサインペン、マジック類は一本ずつあれば事足りるでしょう。
他のものにしてもそうですが、予備以上の量を持っていることがよくあります。
ハサミが2つあれば、1つだけにするなど、ダブっていたり、それ以上あるものは数を減らせます。
私も最近、使っていないポーチ、袋などの入れ物を数えてみたら10個弱あることわかって、使っていない物は全て手放しました。
シンプルライフを実現してみて思うのは、たくさん持っていなくても生活できるということ。
別に無理をしているわけではありません。
必要な物を、できるだけ必要以上に持たないようにしているだけなのです。
必要ない物は手放したり手に入れないようにして、持たないことで快適な住まいを維持できているのです。
持ちすぎることのデメリット
- 収納が複雑になる(出し入れしにくい)
- 使っている物を片付ける場所がない(床に物を置いてしまう)
- オフシーズンの物をしまっておく場所がない
- 物を失くしやすく、見つけにくい
- 物を詰め込むので、収納状態が悪くなる
- 掃除機がかけにくく、拭き掃除も面倒
- 持ち物の手入れが行き届かない(傷みやすくなる)
- 自分の持ち物が把握できなていないから、持っている物をまた買ってしまう(お金の無駄づかい)
- 地震で避難経路を確保しづらくなる
↑こんな風に、物を持ちすぎていて良いことは全くありません。
物は使ってこそなので、使わない物は定期的に手放していくという新陳代謝は必要だと思います。
自分自身、物をたくさん持っていた時代より、厳選した今の方が圧倒的に暮らしやすく快適です。
この状態を維持していかなければならないと思っています。
シンプリストのルール②「買いすぎない」
必要ない物を買わないことで、物量を適切な状態にキープするということ。
イオンモールなどのショッピングモールに行けば、安くて品質もそこそこいい物が売られています。
気軽に買えてしまうからこそ、立ち止まって考えたいもの。
ショッピングモールは巨大で、大量の魅力的な商品が目に飛び込んでくると、ワクワクしないはずがありません。
荷物持ちのために来て、何も買うつもりがなくても帰る時には何かしら買っていた…なんてことも。
たまの買い物は脳を刺激し活性化しますが、それも回数を重ねると物がどんどん増えていきます。
今までなくても暮らせていた「新しい物」を取り入れる時も要注意だと思っています。
今までなくても問題なかったわけで、それを取り入れることで劇的に生活が豊かになったり、利便性が上がるわけでもないなら買いません。
買わなければ、要らなくなってメルカリで売る手間もなく、捨てて環境に負荷をかけることもないし、お金の無駄遣いもせずに済みます。
買いたいと思った時は「それって必要?」と問いかけるだけでは、欲しいと思う自分が無理やり必要な理由を作り出してしまいます。
理由を無理やり作ってしまうと勝てなくなるので、「それがなくても支障がない理由」も探して、冷静に買わない選択ができるように心がけています。
苦肉の策ですが、魅力的な商品に溢れたこの世の中で、なんとか買いすぎない習慣を保てています。
シンプリストのルール③「捨てすぎない」
「断捨離」「片付け」と来ると、必ずセットで「捨てる」という言葉が出てきます。
分別する必要はあっても、捨てることが最も簡単に手放せる手段。
でも、物を持ちすぎている日本中の人が物を捨てたらどうなるか、想像してみたことはあるでしょうか?
コロナで外出自粛している間、家の片付けをした人が沢山いました。
皆が外出を自粛していた5月頃は、私の住まい周辺でも、古紙回収や大型ゴミが目に見えて増えていました。
古紙回収の時に古着も回収してくれていましたが、古着が多すぎて回収がストップしたほど。
リサイクルショップにも古着や持ち込まれた不用品で溢れていて、持ちすぎ、買いすぎ、捨てすぎている現実を見せつけられました。
捨てないとしたら、選択肢はリサイクルショップに持ち込むか、メルカリなどで売るか、必要な誰かに譲るしかない。
でも、リサイクルショップですらパンクしているように見えます。
私はまだ使える不用品を、汚くなければ「パワーセラー」や「ワールドギフト」など、途上国に物資を寄付している団体に送料を負担して不用品を送っていて、できるだけゴミとして捨てないようにしています。
でも、それも善意を傘に着て、自分にとって都合の悪いものを途上国の人々に押しつけているだけにすぎないように思えてきます。
片付けるには適切な量まで物を減らすことが必要だし、捨てなければ仕方ないこともあるでしょう。
物をたくさん捨てたら、これからは余計な物を買いすぎず持ちすぎないようにして、社会全体で捨てるものを減らしていく努力が必要だと思います。
シンプリストになるには「持ちすぎず、買いすぎす、捨てすぎない」
私たちは物を持ちすぎているし、必要以上に買いすぎているし、たくさん捨てすぎています。
- 持ちすぎないように、まず物っている量を減らす
- 後々捨てずに済むよう、不必要な物を買いすぎない
- ゴミとして捨てる物を減らす
シンプルな暮らしを実現し、維持するために心がけるべき3つのルールは、最初は面倒な作業に思えるかもしれません。
でも、必要な物を適量持つ暮らしになってみると、物をたくさん持っていた頃よりも確実に幸せ感がアップしています。
持ちすぎず、いつも何かを買っていなくても幸せになれるのです。
「持ちすぎず、買いすぎす、捨てすぎない」を心に刻んで、ぜひ一人でも多くの方にシンプルな暮らしを実現していただければと思います。