部屋を片付けても、なんだか美しくない。
ゴチャついて見える。もっとスッキリさせたい!
そんな方は、部屋を見渡してみてください。
もしかして、床に物をたくさん置いていませんか?
この記事では床に物を置くデメリットや、部屋をスッキリ見せるため処分すべき物、どうしても収納が足りない時の対処法をご紹介しています。
物が多く、部屋が散らかっている方に役立つ内容です。
スッキリ見える部屋は床に物が置かれていない
どうも部屋がスッキリしない…そんな方。
こんな物を床に置いていませんか?
- 本や雑誌類
- DVDやCD、ゲームソフト
- 洋服
- バッグ
- 通販のダンボール箱
- 色々なものをとりあえず入れている紙袋
- カタログ、チラシ
- 洗濯物
- 文房具
- メイク用品
- ハンガー
- スマホなどの充電ケーブル
こういう物は、スッキリした部屋の床には置かれていません。
床に置くのは、基本的に本棚、タンス、机、ベッドなどの家具が中心で、物は棚やタンスなどの収納にきちんと収まっています。
床に物を置くデメリット
床に物を置いているデメリットはこちら。
- 掃除機をかけるために多くの物をどける手間がかかる
- 掃除が面倒になるから、不衛生になる
- 物を置いた場所に湿気やカビが発生することも
- 害虫が発生しやすくなる
- 害虫が逃げ込む場所になり退治が困難に
- 物をなくしやすくなる
- 踏んづけやすくなり、物が壊れる
- 地震や停電時に、避難の動線が確保しづらくなる
このように、衛生面や安全面で様々な弊害があります。
特に衛生面でのデメリットに関しては、アレルギー疾患の原因になるなど健康に悪い影響があります。
部屋は心を映す鏡とも言われますが、散らかった部屋にいると目に飛び込んでくる情報量が多すぎて、部屋にいるだけで知らず知らずのうちに疲労してしまいます。
脳が疲労すると、心にも悪い影響を及ぼします。
やる気が起きない・何事にも意欲的に取り組めないなど気力が落ちてしまうと、散らかった部屋を整えることができなくなり、そんな部屋にいるとさらに疲れてしまう…こんな負のサイクルから抜け出せなくなってしまいます。
部屋をシンプルに保つルールは「床に物を置かないこと」
床に置かれがちな物は、
- よく使っている物
- 置き場所が決まっていない物
- 無計画に増やした収納グッズ
- ゴミ
これらは、床に直接置くべきではない物です。
①よく使っているもの
よく使っている物は、しまうのが面倒だから、ついつい出しっ放しにしてしまいます。
- バッグ
- 洋服
- 洗濯物
- スマホなどの充電器ケーブル
- 文房具
- メイク用品
こうした物を出しっ放しにしないためには、帰る場所を作っておくこと。
よく使う物でも、使ったら元の場所に戻すこと。
それを面倒がっていたら、いつまでたってもスッキリした部屋にはできません。
②置き場所が決まっていないもの
部屋の広さや収納の容量を考えずに物を増やしてしまうと、置き場所や収納するスペースを確保できなかったりします。
収納に入らない洋服やバッグ、本や雑誌、DVDやゲームソフトは
- ソファやイス、テーブルの上
- ベッドの上
- 床に置く
これぐらいの選択肢しかありません。
座る場所や寝る場所は、本来物を置くスペースではないし、床も同じこと。
物を片付けておく場所がないのは、持ち物が部屋のキャパシティををオーバーしているから。
物を入れておく場所が溢れているなら収納に収まる量まで物を減らす必要があります。
減らすことをためらっていては、いつまでたってもスッキリした部屋にはなりません。
③無計画に増やした収納グッズ
100円ショップで買ったプラスチックのカゴや箱など、散らかっている物をとりあえずまとめるために買った収納グッズ。
その場しのぎで買ってしまうので、大きさや色に統一感がありません。
たとえ100円ショップで買った物だとしても、
- 大きさを揃える
- 色の系統を揃える
- 一箇所にまとめる
これだけでも、見栄えがだいぶスッキリします。
収納グッズを買うのは、まず不要な物を処分してから。
収納のサイズを計り、そこに合った大きさの収納グッズを買います。
収納のコツは、ジャンルごとにまとめて入れておくこと。
メイク用品を入れたカゴの中に、スマホの充電ケーブルやボールペンなど、ジャンルが違うものを一緒にすると、物が迷子になりやすくなります。
④ゴミ
ネット通販の箱の中に入っていた梱包材や商品の空き箱。
いつか再利用できそうな物であっても、いつなのかわからない「いつか」のために不用品を置いていては、部屋はスッキリしません。
マンションにゴミ置き場があれば、すぐに持っていく。
とにかく、部屋に入ってきたら即、処分すること。
使い回されている段ボール箱は特に要注意。
隙間にゴキブリが卵を産み付けている場合があります。
また、不要な郵便物もたまりがちなので、受け取った時点ですぐに仕分け、不要な物は直近のゴミの日に出す。
それから、室内や台所でありがちなゴミの放置。
飲み終わったジュースのボトルやお菓子の空き箱、お弁当のガラなど、明らかなゴミは放置せず、すぐに捨てましょう。
夏場はニオイが発生し、小バエが発生する原因になります。
体の小さい小バエは、網戸をすり抜けて侵入してきます。
悪臭の元が放置されていると、小バエが臭いにつられて侵入し、放置を続けると最悪の場合、産卵し部屋の中で繁殖してしまいます。
どうしても収納が足りない時は、外部の倉庫に預ける
部屋をスッキリさせたいし物を減らしたいけど、どうしても手放したくない物ばかり。
1Kやワンルームだと、容量の大きい収納スペースがないことが多いですよね。
超ミニマリストにでもならない限り、全部の家財道具を部屋の中に収めるのは不可能に近かったりします。
そんな時は、倉庫の老舗「寺田倉庫」が保管してくれる「サマリーポケット」という宅配型の収納サービスがおすすめ。
月額275円(税込)からという低価格で利用できます。
利用方法は、アプリやウェブから取り寄せた専用箱に詰めて送るだけ。
一歩も外に出ることなく、部屋の中の荷物を預けられます。
プランによっては預けた物が一点一点撮影され、スマホの画面上で確認することができます。
24時間365日、湿度と温度が適切にされた環境で保管されるため、カビによるダメージや害虫による食害の心配がありません。
収納場所がなければ作るしかないのですが、狭い部屋に住んでいると、それも難しいですよね。
そんな時は「サマリーポケット」のような宅配型のトランクルームに頼ることで、部屋の収納不足の悩みが解消され、スッキリした部屋をいとも簡単に実現することができるんです。
サマリーポケットについては、過去のこちらの記事で詳しくご紹介しています↓
https://simplelife-note.work/sumally-pocket/
床に物を置かなくなる意外な方法
最近、何人かの友人が「これを買ってから、床に物を置かなくなった」と言っていました。
そのアイテムがこれ。
ルンバで部屋を掃除するなら、ルンバの動線を塞がないよう床に物を置かないのが一番。
自動的にきれいに掃除してくれるお掃除ロボットも、床に物がたくさん置いてあっては効果半減。
「ルンバが動きやすいよう、床の物をどけていったら結果として部屋がスッキリした」と語る友人がいるということは、お掃除ロボットが床置き対策に効果があることを証明しています。
床に物を置いてしまう癖がある人は、お掃除ロボットの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
極力、床に物を置かない生活を実現した私が今思うこと
私も20代の頃は、物をたくさん持っていました。
背の高いスチールシェルフには物がぎっしりと詰まっていて、容量オーバーでタンスや棚にも入れられない洋服や本、ぬいぐるみが床に所狭しと置かれていました。
収納から物があふれるのは、部屋が狭くて大きな収納家具が置けないせいだと思っていたんです。
掃除する時は、床の物を全部どかすのがひと仕事だったので、掃除機をかけるのは多くても月に2回程度。
部屋の隅っこには、クモやガガンボ(蚊に似た脚の長い昆虫)の死骸をよく見かけたものです…
そんな部屋で快適とは言えない暮らしをしていたからこそ、スッキリした部屋がどんなに快適なのか身をもって感じています。
今は1Kの部屋に住んでいますが、6畳弱の部屋にある収納は一つだけで、しかも小さい。
いくら無駄な洋服を減らしても、狭い室内でオールシーズンの洋服は保管できません。
物理的に解消できない収納問題を解決してくれたのが、宅配型の収納サービス「サマリーポケット」でした。
サマリーポケットでシーズンアウトした洋服を預けることで、収納家具を増やさずに済んだし、狭い部屋なりにスペースを広く使えていると思います。
おかげで、床に置く物も最小限で済んでいます。
サマリーポケットについては、過去のこちらの記事で詳しくご紹介しています↓
床に物を置かないようにすると「床の物をどかす」という掃除の前の長い儀式が必要なくなるので、すぐに掃除に取り掛かることができるし、掃除が簡単に済むから、こまめに掃除をするようになります。
いつも清潔な空間は、空気まで美味しく感じます。
床に多くの物が置かれていると、収入にも影響する
「とにかく部屋の中に物が多く、散らかっている」のが低収入な人の共通点だそうです。
使わない物が部屋にあふれていて、ついでに水回りも汚れている。
もちろん低収入の人が全てそうではなく、家計が赤字で借金していたり、物欲を抑えきれない人に共通することです。
逆に、高所得者の部屋は整理整頓されていて、床に物が乱雑に置かれていることはありません。
散らかった部屋とお金とは相関性があり「お金の管理ができていないから物が増えやすい」のです。
お金の管理ができていれば、収支の範囲内で生活できるよう無駄な出費を抑えるため、無駄な物を買わずに済みます。
物が多くてしまいきれず、床を侵食しているだけで、お金とのご縁まで薄くなってしまうことは極力避けたいですよね。
これはマズい!と思った方は、いますぐ床の不用品を捨てましょう。
床の不用品を捨てて多少でもスペースができたら、収納の中身や持ち物全体の断捨離に取り掛かりましょう!
片付けの方法については、こちらの記事で詳しく書いています!