決して女は捨てていないけど、美容に大金を投じている訳ではない私。
ただ、体毛、特にアンダーヘアはサロンで脱毛すると、もはやメリットしか感じません。
などという話もあります。
断言しますが、現代においてそんな話は伝説です。ファンタジーです。
個人的には、体毛は髪、眉毛、まつ毛以外は要らない派。
でも自己処理は肌を傷つけるし、時間もコストもかかります。
同じコストをかけるなら、サロンでプロに脱毛してもらう方が、早くて安全。
今回は、私の体毛の断捨離体験について書いていきます。
アンダーヘアを無くして良かったこと
アンダーヘアとは、いわゆるVIOと言われる、ビキニゾーンや膣、肛門まわりの隠毛のこと。
アンダーヘアが無いことで、はっきり言ってデメリットを感じたことなんて1ミクロンもありません。
①蒸れない
特に梅雨から真夏にかけて。
パンツの中で毛が蒸れて、湿地帯になってしまいます。
不快指数は120%。
蒸れて雑菌が繁殖するのか、汗の塩分の影響なのか、痒みもありました。
VIOに毛がないと、陰部の風通しが良くなり、涼しく感じます。
②臭わない
これは季節問わず、陰毛があることで、トイレでショーツを下ろしたりすると、ほんのり不快な臭いが漂ってくることがあります。
そもそも、陰毛があるだけでも臭そうに感じてしまいます。
実際、排泄物やおりもの、経血などが毛に付着し雑菌が繁殖することで、イヤな臭いになってしまいます。
ショーツの上にパンツを履いていても、臭いがもれたりしていないかと不安になることもありました。
今は、排泄物に絡みつく毛もないので、ショーツを下ろした時の臭いが減ったことは間違いありません。
③排泄物、経血、おりもの等が付着して不衛生にならない
特にIラインとOラインは尿、便や生理の経血、おりものがつきやすい部分。
脱毛前は排泄物が毛に付着して、拭き取るのもおぞましい気分でした。
ウォシュレットがあればかけまくったりしましたが、さすがに外出先では、誰が使ったかわからないウォシュレットを使う気分にはなれず…
家以外のトイレでは、毛に付着した汚物を拭き取るのに苦労しました。
でもデリケートゾーンは皮膚が薄いから、ペーパーでこすりすぎると黒ずんでしまうし、ジレンマでした。
今は毛がほとんどない状態なので、拭き取る手間は一切ありません。
トイレットペーパーやウォシュレットの水を無駄に使わずに済むので、節約にもなります。
④下着からはみ出さない
そんなに小さな下着を選んでいなくてもはみ出してくる毛。
時にはVだけでなく、Iラインの毛もショーツからはみ出ていました。
毛先が下着を突き抜けてくることもありました。
トイレでショーツからはみ出た毛を見るたびに「清潔感のある私」のイメージをぶっ壊されたものです。
そして、トイレでショーツを履く時に、毛がはみ出さないようショーツに収納するという面倒な作業があったり(笑)
今は毛がはみ出ることを何ら心配する必要がないし、不衛生な毛をショーツの中に収納する嫌な作業もなくなりました。
⑤自己処理の必要なし
毛を剃ったり短くカットしたり、自分でお手入れする手間と時間が省けました。
自己処理用のグッズを揃える必要もありません。
VIOは見えにくい場所だし、傷つけると大変なので、自己処理は細心の注意を払う必要があります。
私のアンダーヘアは剛毛だったので、シェーバーでも歯が立たない=剃れない状態でした。
カットしても不自然にしかならないし、自己処理しても残念な結果にしかならなかったのです。
やはり慣れたプロにお任せするのが一番。
⑥婦人科の内診で恥ずかしい思いをしなくて済む
いくら病院でも、赤の他人に恥ずかしい所を見られる精神的苦痛はかなりのもの。
脱毛していると、婦人科で下半身を晒す時も、濃い陰毛で恥ずかしい思いをせずに済みます。
私のサロン脱毛歴
10年ほど前、ピュウベッロというチェーン展開している脱毛サロンに2年ほど通い、脇、腕、両足とVIO脱毛をしていました。
脇と腕、両足はだいぶ無くなりました。
VIOに関しては、Vは結構スッキリしたけど、IラインとOラインは6回ほどでは全然減りませんでした。
相変わらずの剛毛のまま10年が経ち、44歳の時。
陰毛に1本の白髪を発見。
これはまずいと思い、一念発起してフリーペーパーに広告を出していた個人経営のサロンに申し込みました。
エリプスライトによる光脱毛のサロンです。
カミソリでも剃れない剛毛の剃毛にひと苦労
個人経営のサロンさんに初めて行く時、VIOはできる限り剃毛してきて欲しいと言われ、前の晩に苦労したことを思い出します(笑)
恥ずかしくてもう笑うしかないのですが、顔用のシェーバーやT字カミソリでは剃れないほどの剛毛だったのです。
で、どうしたかというと、鼻毛切り用のハサミでカットしました。
排水溝が詰まらないよう、カットしたVとIラインの毛をビニール袋に入れ、どうにか3ミリ程度の長さに切り揃えました。
でもOは手が出せませんでした。見えないし届かない。無理。
6回目ぐらいから、全体的に薄くなり初める
Vは少しだけ残しつつ、IとOは完全に無くしたい。
Vは全体的に毛量を減らしたいので、IラインとOラインと共に一旦全剃りして全面照射。
生理が来たりしてひと月飛んだことも何回かありましたが、6回目以降から全体的に毛が柔らかくなり、毛量も減ってきました。
一年が経ち8回目にもなると、IとOはチョロチョロと生えているだけの状態に。
T字カミソリで剃ることができるほどの軟毛に変わりました。
実はVIOはまだ完全に終わっていませんが、一年間、ほぼ毎月通い続けたおかげで現在、8割の毛はなくなりました。
今年の夏も相変わらず暑いけど、今年のVIOゾーンはかなり涼しい!!
アンダーヘアがだいぶ落ち着いてきたので、頻度を2ヶ月おきに減らし、腕やひざ下の残っている毛も徐々にやっつけていく予定です。
VIO脱毛の時って、恥ずかしくない…?
もちろん恥ずかしいですが、慣れます。
脱毛してくれるスタッフさんも慣れたものだし、何人もの脱毛をこなしているので事務的ですらあります。
IとOの剃り残しを剃毛までさせてしまって、正直ごめんなさいと思います。
今のサロンでは、そんなことも「それが仕事やし気にせんといて〜」とのこと。
脱毛するなら、個人サロンもおすすめ
今通っている個人経営のサロンは都度払いで、予約も取りやすい。
脱毛当日に突然生理が来たりすると、日程を臨機応変に変更してくれます。
商品をすすめられたり買わされたり、無理に他の箇所の脱毛をすすめられることもありません。
むしろなるべく早く、安くできるよう気遣ってくれます。
ちなみにVIOは一回9,000円。
担当者のお姉さんが若すぎず、気さくなので気楽に通えます。
脱毛に興味がある知り合いがいたら、すすめたいなと思っています。
今回、大手のサロンに行くことも検討していました。
でも、カウンセリングに行ってみると、思った以上に予約が取りづらい。
そして、本気で全身脱毛しようとすると、広告に出ていた料金よりも割高なメニューをすすめられる。
やっぱりそうか、と思って申し込みませんでした。
大手には大手の良さがあると思いますが、予約が取りづらかったり、雰囲気が合わないと感じたら、個人経営のサロンも検討してみることをおすすめします。
大手か個人かは関係なく、予約が取りやすく、明朗会計で気楽に行ける所がいいと思います。
脱毛は高額化粧品以上の価値がある
もし化粧品に毎月一万円ほどかけているなら…
そのお金で脱毛に行ってください。と私は声を大にして言いたい。
アメリカの専門医によると
健康な肌を得るのに高価なスキンケア製品は不要で、皮膚の健康を保つのに最も効果的な方法のひとつは、戸外に出る前にSPF30以上で広域スペクトルの耐水性日焼け止めを塗ることだという。
[出典]経済的なスキンケア7の助言を公表【米国皮膚科学会】
また、米国皮膚科学会を読んでいると、スキンケアは、保湿剤でのシンプルケアで十分であると解釈できます。
使う製品の数を制限する。特にアンチエイジング製品は、何種類も使うと皮膚に刺激を与え、老化の兆候を目立たせる傾向がある。
[出典]経済的なスキンケア7の助言を公表【米国皮膚科学会】
私もスキンケアは化粧水+保湿クリームのみのケアで、Micacoさんの「毒出し顔トレ」のマッサージを欠かさずやっていて、美肌を保っています。
もしスキンケアにお金をかけていたらシンプルケアに変えて、そのお金をぜひ脱毛に回してみてください。
自己処理の手間から解放され、特にVIOは清潔さと快適さを実感できます。
最近は白髪や産毛、金髪でも脱毛できる「SHR脱毛」の人気が高まっています。
脱毛サロン「LACOCO(ラココ)」さんなら、従来ならできなかった色素の薄い毛、うぶ毛、ほくろ毛、日焼け肌でも脱毛できるSHR方式のルミクス脱毛を採用しています。
光脱毛はVIOなど、剛毛になるほど本当に痛いので、光脱毛より痛みが少ないルミクス脱毛は魅力的です。
私は今通っているサロンの光脱毛でVIOは終わりそうですが、顔や背中などの細い毛の処理にかなり時間がかかっているので、そういう箇所はSHR脱毛を考え始めています。
自己処理の時間、チクチクする不快感、これは人生にとって無駄でしかないと思っています。
誰のためでもなく、自分が気持ちよくいられるために自分を手入れする。
少々お金がかかるとしても、決してムダ遣いではありません。