アイメイクする人は好きな色、よく使う色のアイシャドウを何個も持っているかと思います。
でも、ケースのサイズや形がバラバラだと、引き出しやメイクポーチの中身が散らかってしまいませんか?
シンプリスト的に、アイシャドウの散らかり問題を見過ごすことはできません。
アイシャドウを一つのパレットにまとめるメリットは、捨て色がなく、金銭的にもスペース的にも無駄がないこと。
この記事では、好きな色のアイシャドウを一つのパレットにまとめられるコスメブランドをピックアップし、シャドウの色数やお値段を調べてご紹介しています。
私のエピソードも併せてご紹介しているので、アイシャドウを一つのパレットにまとめたい!と思っている方の参考になる内容です。
※自作パレットをDIYする記事ではありません。
「単色シャドウの色展開が豊富+専用ケースがある」ブランド一覧
「よく使う色、好きな色のアイシャドウだけ」を一つのパレットにまとめたい時は、
- 単色アイシャドウの色展開が豊富
- 専用のケース(カスタムパレット)がある
2つの条件を満たすコスメブランドで買うこと。
単色アイシャドウの色が豊富でも、専用のパレットがなくて残念だなと思うことも多々あります。
私が調べた限りで「単色アイシャドウの色展開が豊富」で「専用のカスタムパレットがある」のは、以下6ブランドでした。
- ケイト
- innisfree(イニスフリー)
- マリークヮント
- メイクアップフォーエバー
- シュウウエムラ
- アディクション
それぞれのブランドのアイカラーのお値段と、パレットのサイズ展開、お値段を調べてみました。
①ケイト
ケイトの「ザ アイカラー」は全108色。
プチプラで好きな色だけのパレットを作れるのは嬉しいですよね!
ザ アイカラー専用のケースは990円で、4色セットすることができます。
ケースもドラッグストアで売ってくれるといいんですが…残念ながらケースはWEB限定なので、ネットで購入しましょう。
②innisfree(イニスフリー)
韓国コスメのイニスフリーも、プチプラでマイパレットが作れます!
イニスフリーの「マイシャドウ」は全36色(税込715円)。色数はちょっと少ないですが、パレットも880円からと、とってもリーズナブル。
イニスフリーの「私だけのマイパレット」によると、マイパレットは小・中、2つのサイズがあります。
- マイパレット(小):アイシャドウが4個セットできる(税込880円)
- マイパレット(中):アイシャドウが8個セットできる(税込1,100円)
イニスフリーのマイパレットは、アイシャドウだけでなくチークやハイライターもセットできるのが魅力。
マグネットで簡単に取り外しができるのも高ポイント。
③マリークヮント
マリークヮントのアイシャドウ「アイオープナー」は全120色(税込1,320円)。
色数が豊富でデパコスほど高くないので、買いやすいお値段。
アイオープナーを複数セットできるパレットはS、M、L、3つのサイズがあります。
- カラーパレットS:アイオープナー2個セットできる(税込1,320円)
- カラーパレットM:アイオープナー4個セットできる(税込1,650円)
- カラーパレットL:アイオープナー8個セットできる(税込2,200円)
マリークヮントのパレットも、アイシャドウだけでなく、チークカラーなどをセットできます。
組み合わせ次第で、自分だけのカスタムパレットを作ることができるのが嬉しいですね。
ただ、アイオープナーをセットする時は両面テープが必要。
ここは、マグネットでセットできるイニスフリーを見習って欲しいところ。
④メイクアップフォーエバー
メイクアップフォーエバーの「アーティストカラーシャドウ」は全68色(税込2,200円)。
暖色系から寒色系までバランスよく揃っています。デパコスだけあって、お値段は税込2,200円ですがパレットのお値段は結構お安いです。
アーティストカラーシャドウが複数入れられるパレットは4つ。
- リフィラブルケース S:アーティストカラーシャドウ2色セットできる(税込550円)
- リフィラブルケース M:アーティストカラーシャドウ3色セットできる(税込550円)
- リフィラブルケース L:アーティストカラーシャドウ4色セットできる(税込550円)
- リフィラブルケース XL:アーティストカラーシャドウ6色セットできる(税込550円)
サイズによってはフェイスカラーも一緒にセットできるので、マルチなパレットを作ることができます。
⑤シュウウエムラ
アジア人の肌を美しく際立たせるという「プレスドアイシャドー」は全79色(税込2,530円)。
プレスドアイシャドーが複数入れられるカスタムパレットは3つ。
- カスタム ケース ii:プレスドアイシャドーが2色セットできる(税込770円)
- カスタム パレットiv:プレスドアイシャドーが4色セットできる(税込1,320円)
- カスタム パレットviii:プレスドアイシャドーが8色セットできる(税込2,640円)
シュウウエムラのパレット(ivとviii)は、ノリやテープを使わなくてもセットが可能。
⑥アディクション
アディクションの「ザ アイシャドウ」は全99色(税込2,200円)。
アイシャドウが複数入れられるカスタムパレットは2つ。
- ザ コンパクト ケース Ⅰ:アイシャドウが4色セットできる(税込1,100円)
- ザ コンパクト ケース Ⅱ:アイシャドウが6色セットできる(税込1,650円)
こちらもチークなどを一緒にセットすることができます。
どのブランドを選ぶべき?
結論から言うと、自分に合う色、好きな色が揃っているブランドを選ぶべき。
前章でピックアップした6つのブランドのうち、アイシャドウの色数が多い順番に並べてみました。
- マリークヮント(120色)
- ケイト(108色)
- アディクション(99色)
- シュウウエムラ(79色)
- メイクアップフォーエバー(68色)
- イニスフリー(36色)
全部一つのブランドで揃えようとすると、気になるのがお値段。
6つの中で一番割高なのがデパコスのシュウウエムラ。
アイシャドウ単体のお値段もケースも割高で、8色入るケースにまとめようとすると、アイシャドウを8色揃えるだけで20,240円もかかってしまいます。
ただ、お高いだけあって発色は大変良いので、まずはお値段だけで検討しないことをオススメします。
デパコスの場合、まとめて買いたいと申し出ると喜んでタッチアップしてくださるので、自分が似合うと思っていなかった色との出会いもあります。
デパコスって高いけれど、そういう良さもあるなぁと思います。
私はマリークヮントでアイシャドウを一つにまとめました
タイトルの通り、私はマリークヮントのアイオープナーを選びました。
一色だけ、アイシャドウの発色を良くしてくれるプライマー(アイシャドウ下地)にしました。
下の画像左上の、何も柄がない物がプライマーです。
マリークヮントを選んだ理由は、自分が使う色が一番揃っていたのと、シャドウ単体のお値段がそこまで高くなかった(一色で税込1,320円)こと。
8色選んで一つのパレットにまとめたいと申し出ると、ドレッサーの前に案内されました。
マリークヮントはデパコスではありませんが、ドラッグストアでは売っていないので、お店でタッチアップしてくれます。
お店で買うメリットって、気になっていた色を色々と試すことができることかなと思います。
私が行った時がたまたま平日で空いていたので、ゆっくりと相談に乗ってもらうことができました。
気になっていた色を実際塗ってもらってみると、全然しっくりこなかったりパッとしなかったり。
元々よく使っていた色はさておき、今回色々と試し塗りしてもらったおかげで、本当に自分に似合う色、必要な色を見極めることができました。
ちなみに私がアイシャドウを一つのパレットにまとめるまでは、プチプラで買ったアイシャドウをいくつか持ってました。
下の画像が、その一部。
違うパレットに入ったアイシャドウを組み合わせて使う時は、違うパレットを取り出して開けるのが面倒で、テーブルでメイクしていると散らかるし、引き出しがゴチャゴチャするのも嫌でした。
旅行に行く時は、「どのアイシャドウのパレットを持って行くか」いつも悩んでいて、荷物を少なくしたいがために、好きな色のアイシャドウを全部持って行けないストレスも…。
好きな色、使う色だけをパレットにまとめていて感じたメリットは、以下の4つ。
- 省スペースで収納がスッキリする
- アイメイクが一つのパレットで完結できる(メイクの時短)
- 捨て色なんて無駄が発生しない
- 持ち運びが楽
今回、アイシャドウを一つのパレットにまとめてみて、メイクが楽になりました。
自分が使う色を見極めることもできたので、似合うかわからないアイシャドウの衝動買いもしなくなりました(元々あまり衝動買いはしませんが)。
アイシャドウをひとまとめにしない方がいい人
よく使うアイシャドウを一つのパレットにまとめることを勧めながらも、実はやらない方がいい人もいます。
どのような人かと言うと「自分に似合う色がまだわかっていない人」。
自分が好んで使う色がわかっていないと、デパコスならカウンターで「しっくり来ない色」を似合うと勧められてしまうことがあるし、ドラッグストアで買うにしても「買ってから似合わないと気づいた」りして、お金の無駄遣いになってしまいます。
自分に似合う色がわかるまでは、ダイソーなど100円ショップで色んな色のアイシャドウを買ってきて、鏡の前でとことん試してみることをオススメします。
これだ!という色がいくつか見つかってから、パレットにまとめることを検討しましょう。
その方が、似合いもしない物を買って失敗した…なんてことも防げます。
まとめ
「単色アイシャドウの色展開が豊富」で「専用のカスタムパレットがある」のは、以下6ブランド。
- ケイト
- innisfree(イニスフリー)
- マリークヮント
- メイクアップフォーエバー
- シュウウエムラ
- アディクション
アイシャドウを一つのケースにまとめるメリットは、以下の4つ。
- 省スペースで収納がスッキリする
- アイメイクが一つのパレットで完結できる(メイクの時短)
- 捨て色なんて無駄が発生しない
- 持ち運びが楽
デメリットは、初期コスト。最初だけエイっとまとめて買わないといけないので、少々お金がかかるところ。
カウンターのあるコスメブランドで買うと、美容部員さんに相談に乗ってもらいながら色をとことん試すこともできるのでオススメ。
デパコスを狙っている方は、カウンターが空いている曜日・時間帯を狙いましょう。
とことん試すことで、絶対似合う・しっくりする色と、絶対に似合わない・塗っているとソワソワしてしまう色がわかるので、自分に合わない色を衝動買いすることがなくなります。
一つのケース(パレット)にまとめていると、減った色だけ単体で買い換えればいいので、最初はお金がかかっても、長い目で見るとコスパがいいと思います。
コスメ代を節約したい・化粧ポーチや収納がシンプルにしたい方は、ぜひ検討してみてください。