文具大国の日本では、文具専門店だけでなくコンビニから100円ショップ、書店やキャラクターグッズのショップなど、そこら中で手に入れることができます。
安価で場所も取らないから、お土産やプレゼントでもらう機会もあるかと思います。
私も10代、20代の頃は好きなキャラクターの文房具、異国の香りがするドイツや東欧の珍しい文房具など、あれこれたくさん持っていました。
シンプルな暮らしをする今、持っている文具は全て無印良品のペンケースの中に収まる分だけ持つようにしています。
今回は、シンプリストの私が持っている全文房具をご紹介します。
あわせて、文房具を増やさないコツもお伝えします。
いつの間にか文具類が増えてしまう…量が多いのはわかっているけど捨てられない…こんな方は、ぜひ参考にしてみてください。
私が持っている文房具は全部で18点
下の画像の通り、持ってるのはこれだけ。
左の方から、
- シャーペンの替え芯(ミツビシUNI)
- 定規(STAEDTLER)
- 太陽観察用の遮光板
- ダブルクリップ
- ゼムクリップ
- ビニールタイ
- ハサミ(無印良品)
- USBメモリ(トランセンド)
- カッター(OLFA)
- シャーペン(無印良品)
- フリクションボール(パイロット)
- キャップ式ボールペン(無印良品)
- マッキー極細(ゼブラ)
- 水性六角ツインペン(無印良品)
- ABSグラスファイバーメジャー(無印良品)
- スティックのり(イタリア製)
- アクリルテープディスペンサー セロハンテープ・小用(無印良品)
- 消しゴム(STAEDTLER)
これだけで何も困ることなく生活できています。
ボールペンは黒と赤を一本ずつ、シャーペンは一本だけ。
マーカーは油性タイプと水性タイプを一本ずつ。
無印良品のキャップ式ボールペンは、中の芯を交換できるので百均で買うより経済的。
実はペン類って、百均より無印の方が安かったりするんです。
太陽観察用の遮光板とか文具じゃない物もちらほらあるんですが、この18点を全部ひとまとめに収納しています。
無印良品のポリエステルペンケース・大容量タイプに収納
全18点の文具をまとめて入れているのは無印良品の「ポリエステルペンケース・大容量タイプ」
サイズは約19×8×4.5センチ。
程よい厚み。
18点の文具を収納すると、こんな感じになります。
フタの裏側にはメッシュポケットが付いているので、定規や遮光板、シャーペンの替え芯ケース、USBメモリなどを入れてます。
トレイに入れるよりペンケースの方が省スペースだし、文具が必要な時に一式持ち出せるのが便利。
持ち運びやすいし、引っ越す時にも散らかったり無くしたりしないから楽。
文房具を必要以上に増やさないコツ
小さくて安いし、買うハードルもそんなに高くない。
だから、いつの間にか増えてしまう文房具。
絵を描くなど職業的に色々な文房具が必要な人は別として、そうでない普通の人には、たくさんの文房具は必要ありません。
文房具を必要以上に増やさないためのコツ「減らし方」と「入り口を絞る」方法はこちら。
①同じものが複数あれば一つに絞る
ボールペンやシャープペンシルが何本もあったり、定規が2〜3本あったりしませんか?
ボールペンもシャープペンシルも、一本あれば生活に困ることはありません。
何かの時の予備を物にしても、2本あれば十分。
他の物にも同じことが言えます。
ハサミ、セロテープ、マジック、消しゴム…
たくさん持っている人ほど、捨てるのはもったいないから使い切ろうとするかもしれません。
使い切るのを待っていたらいつまでたっても文房具は減りません。
複数ある物は一番のお気に入りだけを残して処分し、次からは安易に買わないこと。
②使っていない物は手放す
色鉛筆や分度器、三角定規、色とりどりのサインペンなど、もう使っていない文房具も手放すことをオススメします。
「また使うかもしれない」と思って置いていたかもしれません。
今まで使ってこなかった物は、今後も使うことはありません。
洋服や靴、食器にしても「いつか使うかも」と思って置いていても、いつかは永遠に来ないんです。
「いつか」を期待して置いている物が部屋を狭くしたり、不便にしています。
今使っている物だけを残し、使っていない物を手放すと、うんと暮らしやすくなります。
まだ使える物を処分するのはもったいないし、環境にも負荷をかけます。
反省すべきは、必要以上に買ってしまった自分自身。
処分した後は、無駄な消費をしないことが肝心です。
※状態のいい文房具は寄付するという選択肢もあります。
③古く劣化した物は捨てる
古い文房具は錆びたり変色したり、書けなくなったりしている物があります。
そういう物は迷うことなく捨てられます。
本当なら使える物を使わずに置いておくと、いずれ劣化して使えなくなります。
使わないうちに使えなくなってしまっては、持っている意味がありません。
④壊れたり使い切るまで新しい物は買わない
安くて気軽に買えるから、ついつい買ってしまう文房具。
新しく買うタイミングは「今まで使っていた物が使えなくなった時」だけ。
壊れたり、書けなくなった時にようやく買い換えるのです。
試験を受けるなど、どうしても予備が必要な時以外、新しい文房具は買わないようにするのです。
かわいいメモ帳や付箋紙を見かけたら買いたくなるかもしれません。
それも心を鬼にして買いません。
小さくて安い物なら「まあいいか」と気がゆるんで買ってしまいがちですが、それが積み重なると「いつの間にか増えてしまう」ことになるのです。
私が文房具を最小限しか持たないようになった理由
私が手持ちの文房具を最小限にした理由は「実家の物持ちの良さ」からです。
物持ちがいいというか、使わない文房具が引き出しの中にたくさん置いてある。
物が取り出しにくく片付けにくいからかなりイライラして、自分はこうならないようにしようと思ったのが、文房具を最小限しか持たない理由(文具だけに限らないけど)。
子供時代から置いてある何本ものマジックは書くといい加減かすれているし、短くなった鉛筆がペンケースの中に束になって入れてあります。
全く使わない三角定規が何枚もあるし、昭和の香りが漂うパッケージの中には大量のゼムクリップが眠っています。
ハサミが3本もあるし、画びょうもたくさんあります。
粗品のボールペンが何本もあるし、引き出しの奥の方には小学校の時に使った彫刻刀まで置いてあります。
もう誰も使わない物が後生大事に保管されているのを見て、使っていないものを処分したら引き出しがスッキリするのになあ…と思ったものです。
一番イライラしたのは、文房具が入っている引き出しを開けようとしたら、何かが引っかかって開かなかった時。
物を詰め込みすぎているんですよね…
両親は戦後生まれなので、使えそうな物は「もったいない」と何でもストックしています。
同じ世代の両親を持つ何人かの友人に聞くと、やっぱり同じみたいです。
母の日にプレゼントした花の空の鉢を全部置いていたり、ジャムの空き瓶をいくつも置いていたり。
私が物をあまり持たないようにしているのは、持ちすぎる両親が反面教師になっています。
物量を最小限にすると使いたい時にすぐに出せる・失くさない
文房具でも何でも無駄に物を持たないようにすると、使いたい時にすぐに取り出せるし片付けも簡単。
おまけに物を失くしにくい。
自分に必要な物量が把握できていれば、物がいつの間にか増えたなんてことも起こりません。
文房具を全部取り出してみて、
- 同じものが複数あれば一つに絞る
- 使っていない物は捨てる
- 古く劣化した物も捨てる
これは、私が実際に文房具を減らすためにやった方法です。
そして、壊れたり使い切るまで新しい物は買わないこと。
私はこのやり方で、文房具を無理なく増やさずに生活しています。
ちなみにノートは一冊だけ持っていて、メモ帳は使いかけのノートを捨てる時に、まだ書ける部分を切り取った物を使っています。
持ち物の見直しは、比較的手がつけやすい文房具から始めてみませんか?