キャッシュレス生活に興味がある方。
私は現金払いが多いけど、最近キャッシュレス決済に興味があります。キャッシュレスの良い点や、キャッシュレス決済を利用している人の実情が知りたいです。
この記事では、キャッシュレス決済を利用するメリットと、キャッシュレス生活も3年目を迎えた私の感想をご紹介しています。
キャッシュレス化しようか迷っている方の参考になる内容です。
キャッシュレス決済の8つのメリット
キャッシュレス決済の大きなメリットはこちら。
- 時間と手数料の節約
- 荷物の軽量化
- ポイント還元
もう少し細かく見ていくと、8つのメリットがあります。
それがこちら。
- 支払い時にモタつかない
- 持ち歩く現金が必要最小限で済む
- 銀行で現金を引き出す時の手数料を節約できる
- ATMに寄る時間を節約できる
- スマートフォン一台で電車に乗れる
- 財布を小型化できるから、荷物が軽くなる
- ポイント還元が受けられる
- コロナウイルスの感染防止対策にも効果的
この8つの理由について、詳しく説明します。
①支払い時にモタつかない
レジでお金を払う時に、小銭を減らしたいがために一円単位で硬貨を出していると、後ろに並んでいる人から無言のプレッシャーを感じることがあります。
考えすぎかもしれませんが、無駄なストレスだと思います。
ただでさえストレスの多い社会に生きているのに、これ以上余計なストレスは感じたくありません。
決済スピードにかかる時間は
現金 > クレジットカード > スマホでの支払い
現金が支払いで一番時間がかかります。
スマホでの支払いが圧倒的にスピーディー。
スマホ決済に対応している店舗では、迷わずスマホ決済アプリを使います。
最近「Visaタッチ」や「Mastercardコンタクトレス」など交通系ICカードやお財布ケータイと同じようにスピーディーにタッチ決済できるクレジットカードが登場しています。
私もタッチ決済できるMastercardコンタクトレスを搭載したクレジットカードを持っていて、利用できるお店ではタッチ決済してます。
ただ、タッチ決済可能な端末が置いてあってもカードリーダーに差し込む店員さんが多いのが現状。
タッチ決済可能なクレジットカードに対する認知度がまだまだ低いようなので、持っていても利用できる機会が少ないのが残念なところです。
②持ち歩く現金が必要最小限で済む
手持ちの現金が足りなくなると、銀行ATMに下ろしに行かなければなりません。
何回もATMに行くのは面倒なので、まとまった金額を下ろす人が多いんじゃないでしょうか。
まとまった金額をお財布の中に入れていると、何となく不安になってきませんか?
現金は落としたり盗られたりすると、全額戻ってくることは期待できません。
クレジットカードなら電話でカードを止めたら使えなくなるし、決済に使っているスマホを無くしても、スマホ自体にパスコードをかけたり、遠隔ロックをしてしまえばスマホ決済を悪用される心配はありません。
キャッシュレス決済をメインにしていると現金をたくさん持ち歩く不安感から解放されるし、ATMに立ち寄る回数も減らせます。
いつも最小限の現金を持っていれば、支払いに困ることはありません。
③銀行で現金を引き出す時の手数料を節約できる
銀行のATMで現金を下ろすタイミングが、いつも手数料が無料の時間内とは限りません。
時間外だったり、手数料のかかる他行、コンビニATMで下ろさなければいけないこともあります。
その時に取られる数百円の手数料。
数百円の手数料も年単位になると、まとまった金額になってしまいます。
キャッシュレス決済をメインにしていると現金が必要になることが減るので、ATMに立ち寄る機会も必然的に減ります。
今お金を下ろしたら手数料が…と気にすることがほとんどなくなります。
④ATMに寄る時間を節約できる
現金が少なくなってくると、わざわざATMを探して下ろさなければならない時があります。
例えばATMを探して、お金を降ろす時間が10分かかるとする。
月に3回降ろしていると、ひと月に30分、年間で360分(6時間)のロス。
昼休憩の10分や会社帰りの10分は貴重な時間です。
その10分があれば余裕を持って休憩できるし、10分早く会社を出れば、一本早い電車で帰宅することができます。
たかが10分だけど、ATMに寄るだけで確実に時間を損しています。
⑤スマートフォン一台で電車に乗れる
スマホのお財布ケータイ機能やApple Payなどのアプリを利用すると、モバイルSuicaで電車やバスに乗車することができます。
モバイルSuicaへのチャージはスマホと登録したクレジットカードでできるので、現金は不要。
バッテリー切れさえ注意していれば、現金やICカードがなくても乗車できます。
スーパーやコンビニなど、交通系ICカードが利用できる店舗でも使えます。
モバイルSuicaだと、利用履歴や残高を画面上で簡単に確認できます。
⑥財布を小型化できるから、荷物が軽くなる
小銭やお札を使う頻度が減るので、中身が見やすいようにと、大きな財布を持たなくてもよくなります。
ドラッグストアやコンビニ、大手家電量販店などはポイントカード機能を備えたアプリもあるので、もはやポイントカードをいれておく必要もありません。
割引クーポンもアプリやメールで配信されるので、クーポン券を何枚もお財布に入れておく必要がなくなります。
財布に入れる物が減るので、財布を小型化、軽量化することができます。
財布は小さいようで割と重かったりするので、財布が小さくなると毎日の荷物も軽くなり、疲労度も軽減できます。
⑦ポイント還元が受けられる
これは現金にはない魅力であり、大きなメリットです。
クレジットカードや決済アプリを利用すると、利用金額に応じてポイントが還元されます。
クレジットカードや楽天ペイやd払い、ペイペイなどで貯まったポイントはスーパーやドラッグストアなどでの買い物に利用できるので、ポイントで節約することができます。
一枚のクレジットカードや決済方法に支払いを集約すれば、ポイントの恩恵はそれだけ大きくなるし、金銭管理も楽になります。
ポイント還元を受けると、現金払いにメリットを感じなくなってしまいます。
⑧コロナウイルスの感染防止対策にも効果的
現金払いの場合、受け渡し時にウイルスが付着するという問題もありますが、色々な人の手に渡ってきているため、硬貨や紙幣にもウイルスが付着している可能性があります。
その点、スマホ決済は非接触なので画面に触るのは自分だけなので、感染防止対策にも効果的。
クレジットカードの場合、タッチ決済できるカードも出てきてはいますが、未だ多くの店舗でカードの受け渡しや暗証番号の入力を求められます。
クレジットカードや不特定多数の人が触れる暗証番号のボタンにウイルスが付着する可能性があるので、クレジットカードの場合は完全とは言えませんが、現金よりはウイルス接触のリスクは低いと思います。
クレジットカードとスマホがあれば、すぐにキャッシュレス生活を始められる
この5つがあれば、すぐに便利なキャッシュレス生活を開始できます。
- スマートフォン
- おサイフケータイまたはApple Pay(アプリ)
- モバイルSuica(アプリ)
- PayPayなどの決済用アプリ
- クレジットカード
スマートフォンはほとんどの人が持っているし、多くの人はクレジットカードの一枚や二枚は持っていると思います。
もしクレジットカードを持っていなくても、コンビニや銀行で電子マネーをチャージすることができます。
モバイルSuica、PayPay、クレジットカードがあれば、ほぼ支払いはできる
その理由は3つ。
- 交通系のICカード決済に対応している店舗が多い
- PayPayは個人経営の店舗でも支払えるお店が多い
- 交通系ICカードやペイペイに対応していなくても、元々クレジットカード決済ができる店が多いから
モバイルSuica+楽天Payアプリ+楽天カードがお得
2020年5月25日から楽天PayとモバイルSuicaが提携を開始したので、楽天PayからモバイルSuicaにチャージすると、楽天ポイントが付与されます。
- モバイルSuicaを使うなら、楽天Payアプリでのチャージがお得
- 楽天Payアプリ+楽天カードで、楽天ポイントが二重取りできる
楽天Payアプリを利用する時は、年会費無料の楽天カードも作っておきましょう。
【感想】キャッシュレス決済にすると、スピーディーで楽チン
私はキャッシュレスメインの生活になって3年ほど経ちます。
はじめの方にも書いている通り、良かった点はこの7つ。
- 支払い時にモタつかない
- 持ち歩く現金が必要最小限で済む
- 銀行で現金を引き出す時の手数料を節約できる
- ATMに寄る時間を節約できる
- スマートフォン一台で電車に乗れる
- 財布を小型化できるから、荷物が軽くなる
- ポイント還元が受けられる
特にメリットを感じているのは、スマホ決済です。
私が支払う時の優先順位は
スマホ決済 > クレジットカード決済 > 現金
スマホ決済は画面のスキャンだけで終わるので、決済速度はクレジットカードよりもスピーディー。
クレジットカードは最近「Visaタッチ」や「Mastercardコンタクトレス」などタッチ決済できるカードが出てきましたが、暗証番号の入力が必要だったり、いまだに手書きの署名を求められるお店もあったりします。
スマートフォンでの乗車に関しては、関西圏に住んでいるので元々ICOCAを持っていましたが、モバイルSuicaでも問題なく使えるので、最近ICOCAの出番はなくなりました。
現金で支払うことといえば、たまに行くお医者さんや薬局、個人経営の飲食店や近所の八百屋さんぐらいでしょうか。
めんどくさがりの私は、レジでの支払いで店員さんを待たせながら現金をゴソゴソと探すのが苦手なので、キャッシュレス
使ったらすぐに家計簿アプリにつけて支出を把握する
キャッシュレス決済の利用をためらうのは
- 金銭管理が複雑になる
- 使いすぎてしまいそう
こんな理由からではないでしょうか。
誰かが「お金が管理できない人は、キャッシュレスだろうが現金だろうが関係ない。どちらにしても管理できないから使いすぎてしまう」などと、厳しいことを言っていた記憶があります。
それも一理あるかもしれません。
私はカードであろうと現金であろうと、お金を使った時は、帰ってすぐに家計簿アプリ(マネーフォワードが有名ですね)に記録します。
月々の予算設定もできるので、オーバーしそうになるとすぐにわかります。
そもそも部屋の物を減らして片付け切ってしまうと「今以上に物を増やしたくない」と思うので、無計画な衝動買いはほとんどしなくなりました。
だから、キャッシュレスだから使いすぎて赤字になる心配なんてありません。
メインのクレジットカードに支払いを集約すると金銭管理がシンプルになる
金銭管理を面倒くさいものにしたくなければ、決済アプリやクレジットカードを多用しないこと。
クレジットカードは財布の中に一枚だけ入れておき、決済アプリも一つか二つ程度にしておきます。
そしてPayPayや楽天Payなど、決済アプリに紐付けるクレジットカードを、メインのクレジットカードに統一します。
クレジットカード会社のアプリで全ての決済の利用履歴を確認することができるので、いつ、何にいくら使ったかを簡単に把握できます。
また、一枚のクレジットカードに集約すると「あのカードの引き落とし日は毎月27日」「このカードの引き落とし日は毎月15日」などと引き落とし日がバラつきません。
引き落とし日が月に何度もあると、銀行口座に引き落とし額の準備を忘れてしまうことも出てきます。
引き落としが滞ると、最悪クレジットカードを止められてしまうこともあります。
支払いをメインのクレジットカードに集約することで、
- 支出管理がしやすい
- 毎月の支払い日に引き落とし金額の準備を忘れない
というメリットがあります。
つまり、金銭管理がシンプルになるのです。
クレジットカードの支払いをメインカード一枚に集約すると、還元されるポイントを最大化できるというメリットもありますね。
まとめ
キャッシュレス決済のメリットやお得な決済サービスの組み合わせ、私の体験談などをご紹介しました。
キャッシュレス決済は本当に便利で、もう現金払い生活には二度と戻れないと思っています。
でも、いくらキャッシュレス決済が便利でも災害で停電してしまうと、キャッシュレス決済ができなくなるし、ATMが止まってしまい現金も引き出せなくなります。
電車が止まってしまえばバスやタクシーに乗るしかないけど、現金を持っていないと帰宅難民になってしまいます。
だから、現金が全く必要なくなるというわけではありません。
キャッシュレス対応していない店舗もあるし、現金の持ち歩きを完全になくすことは出来ないだろうなと思います。
現金を完全に排除することはできないけれど、キャッシュレス生活は慣れると大変便利なので、ぜひ利用してみてください。