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【ワンルーム・1K】狭くても快適な部屋へ。物を減らす時の判断基準

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ワンルーム・1Kの部屋の片付け お片付け
この記事は約17分で読めます。
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ワンルームや1Kで、収納が少ないのに物が多くてイライラしていませんか?

物を減らそうとしても、簡単に減らせなくて困っている。

物を減らすなら「使ってない物、いらないものは全部捨てろ」と簡単に言うけれど、全部好きだったり、必要だと思って買った物ですよね。

簡単に捨てられるなら、部屋はとっくに片付いて快適になっているはず。

この記事では、ワンルームや1Kの小さいお部屋でも快適に暮らすために、

  • 物を減らす時の判断基準
  • 趣味の物や思い出の品など「いる・いらない」の見極めが難しい物を減らす方法

をお伝えしていきます。

物を減らそうとしたけど上手くいかなかった方は必見です。

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物を減らす前に「絶対に減らす」ことを決意する

物を減らす方法をお伝えする前に、まず「やって欲しいこと」があります。

それは「絶対に減らす」と決意すること。

なぜなら、いま物を減らさなければ、今後ずっと(下手したら老後も)片付け問題を抱えながら生きていくことになるからです。

そして、物を減らすために一番大事なのは「今の自分にとって本当に必要な物を見極めること」。

ただ闇雲に物を減らしまくることはオススメしません。

そもそも、物を持つことは悪いことではありません。

でも、物が多い人は「物の持ち方に問題がある」のです。

  • 買ったけど全然使っていない
  • 存在すら忘れている
  • 持っているけれど、どこにしまったかわからない
  • 数が多すぎて管理しきれていない

など、物に対して思い入れがなく、大切にしていないことが問題なのです。

全然使っていない物や不要な物を「いつか使うから」「もったいないから」「高かったから」「二度と手に入れられないから」と手放さないのは、単なるため込みグセしかなく、決断を先送りしているだけ。

決断を先送りし続けたら極端な話、死ぬまで「片付けなきゃ…」と言い続けることになりかねません。

解決しない「片付け」問題が毎日ついてまわる生活を続けたくなければ「全部好きだし必要な物。手放したくない」と思っていても、減らすことを心に決めなければならないのです。

物を減らす時の判断基準

簡単なものから順にお伝えしていきます。

※例に挙げている物は、1Kやワンルームでの一人暮らしで持っていそうな物を想定しています。

①ゴミやガラクタを捨てる

誰が見てもゴミとわかる物

誰が見ても一目瞭然で「ゴミ」と言える物は、すぐに捨てましょう。

例えば、こんなもの。

  • 空の缶やペットボトル
  • 不要なチラシ
  • 通販の段ボール箱
  • 商品が入っていた箱
  • 商品パッケージの外側のフィルムや包装紙
  • 使い終わった電池
  • 枯れた観葉植物

捨てる時は、ゴミの分別をお忘れなく。

電池は絶対に可燃ゴミの袋に入れてはいけません!家電量販店などの回収拠点に持って行きましょう。

ゴミの分別方法は、お住いの自治体のホームページに掲載されています。

壊れている物

壊れたまま放置しているものがあれば、捨て時。

例えば、こんな物をずっと持ち続けていませんか?

  • フレームが折れたり、扉や取っ手が外れた家具
  • 故障した家電
  • ファスナーが壊れたジャケット
  • 断線したケーブル類やイヤホン
  • ノックしても芯が出てこないシャープペンシル
  • インク切れのボールペンやサインペン
  • チェーンが切れたネックレス
  • 割れた鏡
  • つるが折れたメガネやサングラス
  • 骨が折れている傘
  • 穴があいた靴下

修理すれば使える物もあるかもしれませんが、本当に必要な物なら、壊れた時点で修理して使い続けているはず。

壊れたまま修理する気がないなら、持っていても役に立たないガラクタです。

悩む時間がもったいないので、何も考えずに捨てましょう。

傷んでいる物

  • 欠けたりヒビが入った食器
  • 錆びついたナイフや包丁などの刃物類
  • メッキが剥がれたアクセサリー類
  • 加水分解(劣化)してネトネトしたり、ボロボロになった合成皮革の製品(バッグやジャケットなど)
  • カビが発生した衣類や靴、バッグ

安全面・衛生面で問題がある物や使い勝手、見栄えが悪くなった物も捨て時。

欠けた食器は手や口を切る可能性があるので、怪我をする前に新調するのが身のためです。

古くなった物

  • 何年も使わずに長期保管してシミや黄ばみが出てしまった洋服
  • 着古して穴があいたりヨレヨレになったり、色あせてしまった肌着や靴下、衣類
  • 履き古した靴
  • 角が擦り切れたり型崩れしたバッグ

長期の保管で劣化して使えなくなった物や、修理できないぐらい使い古している物も捨て時です。

②多すぎる物は数を減らす

数を減らすことで、適度な余裕のある収納スペースにできます。

過剰なストック

例えば、こんな物をたくさん保管していませんか?

  • 紙やナイロンのショップ袋
  • スーパーで袋づめする時に使うビニール袋
  • 掃除用に取ってある古い歯ブラシ
  • 消耗品の予備

理由があって置いていても、収納スペースが余裕を失っていたり溢れそうになっていたら、特に状態が良いものを数点残すのみにして、ゴッソリ処分しましょう。

スーパーで袋づめする時、魚や肉など汁が漏れてきそうなもの、濡れた生野菜をビニール袋に入れますよね。

買い物の量が少ない一人暮らしでも、ふと気がつくと「ビニール袋がこんなにたまってる!」と驚くことがあります。

ショップ袋も貰う機会が減った(マイバッグ持参で)ものの、今までに貰った袋を沢山ため込んでいるなら、片手で数えられる程度に減らしましょう。

私は紙製やナイロン製のショップ袋のストックを10点も持っていませんが、なくてとても困った記憶がありません。

古い歯ブラシを掃除用に保管していれば、2本ぐらい残しておき、あとはキッチンやお風呂場の排水溝、換気扇などの掃除に使って捨てましょう。

トイレットペーパー、ティッシュペーパー、生理用品、お掃除シート、洗剤などの消耗品のストックも、予備で一つずつに持つにとどめておきます。

ストックが3つも4つもあるなら、当分同じものは買わずにストックから使って減らしましょう。

必要以上に持っている物

過剰なストックと似ているかもしれませんが、ちょっと違います。

ここで取り上げるのは「意識してストックしている物」ではなく「無計画に増やしてしまった物」。

例えば、こんな物。

  • 人数以上の本数の傘
  • いつの間にかたまってしまった充電ケーブル類
  • 新色や流行が変わるたびに買ってしまうコスメ類
  • 必要以上にあるハンカチ
  • シューズボックスに収まりきらない靴
  • クローゼットやタンスに入りきらない洋服
  • いくつもあるエコバッグ
  • 場当たり的に買った食器やカトラリー類
  • 多すぎる文房具

傘は折りたたみ傘と合わせて2本あればいいし、スマホを変えるたびについてくる充電ケーブルも、予備を含めて2本あればOK。

家電を買うたびについてくるUSBケーブルも、今使っている物以外は捨ててしまっても問題ありません。

必要になれば、その時に家電量販店などで、ちょうどいい長さの物を買えばいいのです。

「置いておけば、後で必要になった時にわざわざ買わずに済むのに…」と思うかもしれませんが、ある程度まとまれば、それなりのスペースを取ります。

ワンルームや1Kに住んでいたら、ミニマリストを極めていない限り、収納スペースに余裕はないはず。

物を減らしたいなら、この先必要になる可能性に賭けて保管するより、今を快適にすることを優先しましょう。

洋服の減らし方については洋服を減らしたシンプリストの経験から教える「洋服の減らし方【完全版】」という記事で詳しくお伝えしているので、洋服を減らしたい方はぜひ読んでみてください。

③無料でもらった物は使い切る

無料でもらった消耗品類を、使わずに保管していませんか?

例えば、こんなもの。

  • お弁当などについてくる割り箸、スプーン、フォーク
  • お手拭き
  • 粗品のポケットティッシュ
  • シャンプーや化粧品のサンプル

割り箸は食べること以外に、ボロ布を巻きつけて換気口やサッシの掃除に使えます。

お弁当持ちの人なら、使い捨てのスプーンやフォークとして持って毎日持って行けば、そのうちになくなります。

スプーンは、こびりついた油汚れを落とす時にも。

お手拭きは、長期保管していると中身がカラカラに乾いてしまいます。

乾いてしまったお手拭きは靴の汚れ取りに。

粗品のポケットティッシュは紙質が悪く、使い続けていると鼻が痛くなってきます。

肌に使うより、食べこぼしやキッチンの汚れを拭き取るなど、お掃除に使うのがオススメ。

シャンプーや化粧品のサンプルは、もらってから一年以上経っていたら捨ててください。

サンプルにも使用期限があって、期限は一年が目安。

一年以内にもらったものは、すぐに使ってしまいましょう。

一気に捨ててしまってもいいのですが、使うことで節約効果もあるので「使って減らす」のがオススメです。

無料でもらう物の中でも、夏場に街頭やお祭りで配られる広告入りのウチワは、暑いからと受け取っていたら、何枚もたまっていることも。ウチワのような使ってもなくならない物は、よっぽどのお気に入りでもない限り、捨ててしまった方がスッキリします。

④今の生活に役立っていない物を手放す

ここ数年、全く使っていない物

自家製のスムージーを作るのに使っていたジューサー、痩せたくて買ったバランスボール、全然遊んでいないカードゲームなど、何年も使わないまま置いてある物。

よく言われるのが「いつか使おうと思っていても、いつかは永遠に来ない」。

99%、そうだとも思います。

もし広いキッチンがある部屋に引っ越したら、またジューサーを使うことがあるかもしれないけど、その時には新しい物が欲しくなるんじゃないでしょうか。

「いつか…」と言いたくなったら、未来よりも今のことを考えてください。

今、使わない物があることで収納スペースに余裕がなくなっているのなら、無くすことで今使っている物が片付けられるようになります。

今がもっと快適になるのです。

いつかわからない未来よりも、今を優先しましょう。

そして、今を良くするために手放しましょう。

すぐに使い道が言えない物

頻度が低くても使っている物、使い道がある物なら「いつ、どんな時に使うのか」「なぜこれを持っているのか」具体的に答えることができます。

ボストンバッグは「2〜3泊程度の国内旅行に使う」

滅多に使わないネックレスは「白のシャツを着た時に使うことがある」

など、はっきりとした理由が言えるなら合格。

ただ、「いつかダイエットするために使う」など「いつか」が入っているなら不合格。

一番の問題は、使い道がすぐに言えない物。

「この物の使い道は?」と自問した時に「え〜っと…ないな…」と答えが見つからない。

答えが見つからない物は、今の生活に必要ありません。

手放すかどうか迷った時は、「使い道はある?」と自問してみて、なければリサイクルショップやメルカリで売ったり、寄付するなどの手段で手放してください。

今の自分には必要なくなった物

過去の自分には必要だったけど、今の自分は使わなくなった物。

例えば、

  • 学生時代に使っていた教科書
  • 前職の仕事の資料
  • 辞めた習い事の資料
  • 以前住んでいた部屋で使っていた家具や収納グッズ
  • 趣味が変わってしまい好みではなくなった物

義務教育時代から高校、大学、専門学校などで使った教科書も就職し実務についてしまうと、技術の進歩によって教科書の内容がどんどん古くなっていきます。

学校で習った分野とは別の仕事についた場合、本を開く機会さえなくなることも。

教科書を捨てると、習った記憶ごと失ってしまうような気がして勇気がいりますが、教科書の内容も知らない間に新しくなっています。

例えば歴史の教科書だと、645年に起きた「大化の改新」は今では「乙巳の変(いっしのへん)」と名称が変わっています。

昔の教科書では「更新された知識」を得ることができなくなっているのです。

学び直したいと思ったら、その時に改めて「日本の歴史」を解説した最新の本を買った方がいい。

私は、義務教育時代と高校時代の教科書は全て古紙回収に出しました。

大学時代の専門書はヤフーオークション(当時メルカリがなかったので)に安価で出品し、落札したのは学生さんらしき人でした。

数冊だけ保管していた専門書がありましたが、紙の本を電子書籍化してくれるサービスに出してpdf化し、タブレットで読めるようにしています。

ちなみに電子書籍化サービスに出すと、データ化後の本は溶解処理されてしまうので、実物は手元に戻ってきません。

習い事の書類や仕事の資料も、本と同じようにスキャナーやスマホのカメラで電子化してしまえば捨てられます。

過去の自分は必要だった物でも今は使わなくなっているなら、今の自分を優先させましょう。

前に住んでいた部屋で使っていた物や昔は好きだった物は、まだ使える可能性があるならリサイクルショップやメルカリで売る・人に譲るなどして手放しましょう。

物を減らすのは、今をより快適に暮らすため。

思い切って過去を手放すことと引き換えに、快適な生活空間を手に入れることができます。

存在すら忘れていた物

物を減らすために、収納から取り出してチェックしていると「こんな物あったんだ!」と気づくことがあります。

持っていることすら忘れていた物は、なかったのと同じこと。

今までなかったも同然の物は、手放しても困ることはありません。

一度目にしてしまうと、懐かしさや愛着が湧いてきてしまいますが、見ればみるほど、時間が経てば経つほど手放しにくくなるので、何も考えずに売る・あげる・寄付などの手段で処分してください。

趣味が合わない貰い物

使えるけれど、好みじゃない…悩ましい贈り物。

  • 結婚式の引き出物の食器
  • 欲しくなかったけれど、断れなくて貰ってしまった物(プレゼントなど)

こんな物を使わないまま置いているなら、譲るか売ってしまいましょう。

収納スペースが限られている以上、受け取るのは気持ちだけにしておかないと、収納が破綻してしまいます。

使わずに眠らせておくぐらいなら、必要としている人に使ってもらった方が物も幸せなはず。

小さな部屋で暮らすなら、いまいち気分が上がらない物は手放し、自分が心地よくなる環境を優先しましょう。

あってもなくてもどっちでもいい物

あってもなくてもいい物は、なくてもいい。

例えば、味玉メーカーとかアボカド専用のカッターなどの便利グッズ。

「あったら便利」程度の物は、なくてもいい物だったりします。

もちろん、便利グッズがないと困るケースもあるので、取捨選択は必要です。

私は最近ダイソーで「自立するしゃもじ」を買いました。

買った理由は、もともと炊飯器についていたしゃもじは自立せず、ご飯粒もつきやすくて使いにくかったから。

炊飯器のフタにしゃもじを置いて、ご飯粒をつけてしまうこともなくなったし、しゃもじにご飯粒がつかなくなったので、お茶碗にご飯を入れるのも、洗い物も楽になりました。

家事を改善してくれる便利グッズは残すべき。

便利グッズを全否定しているわけではないので、誤解なきようお願いします。

「いる・いらない」の見極めが難しい物を減らす方法

趣味で集めている物(コレクション)や、思い出の品は、「いる・いらない」の見極めがとても難しいもの。

物によっては、部屋で一番場所を取っていることも。

無理に減らす必要はありませんが、部屋が狭い原因がコレクションや思い出の品関連の物であれば、やはりメスを入れる必要があります。

コレクションしている物は、使い道がなくても持つことそのものに喜びがあり、減らすことに強い抵抗があるでしょう。

思い出の品物も、手放すと思い出がなくなってしまうようで、寂しい気持ちになってしまいます。

趣味で集めている物と、思い出の品をどのように減らせばいいのか…その方法はこちら。

①趣味で集めている物を減らす方法

減らしにくい物、手放しにくい物を減らすコツは「ランクづけ」すること。

集めている物を全部出してみて、ランクづけしてみましょう。

  1. ものすごく好き
  2. そこそこ好き
  3. 昔は好きだったけど、今はそれほどでもない

シンプルでスッキリした部屋にしたいなら、「ものすごく好き」以外は売る・譲って手放します。

もし、全部「ものすごく好き」ならどうすればいいの?と思った場合。

そのまま保管し続けるという選択肢を除くと、

  • 他の物を減らす
  • どこかに預ける(実家、トランクルームなど)

この選択肢しかありません。

②思い出の品を減らす方法

物を減らすと決めた以上、思い出にも優先順位をつけ、順位が低い物は処分します。

ただ注意したいのは、勢いで無理に捨てること。

勢いで捨ててしまうと後悔したり、苦しんだり悲しくなったりするので、汚くて古くても、深い愛着がある物は無理に捨ててはいけません。

私は思い出がある物を勢いで手放してしまい、今でも思い出すと悲しくて胸が痛くなってしまい、とても後悔しています。

私と同じ失敗をして欲しくないので無理は禁物だし、残す物と手放す物は慎重に選んでください。

思い出の物は、過去の人や記憶と繋がっています。

残す基準に迷ったなら、

  • 「より親しい人、大切な人」がくれた物
  • 「初めて貰ったメダルや賞状」など最もスペシャルな記憶を持つ物

を残し、それ以外の物は写真に撮って処分する。

写真、家族や友達がくれたプレゼント、小学校時代の工作、祖父母の形見など物自体にたくさんの想いがこもっています。

そういう物を手放す時は、心の底から寂しさがこみ上げてきたり、物によっては罪悪感を感じることもあるでしょう。

ただ、過去の物を大事にするあまり、今の生活に支障が出ているのは考えもの。

例えば、思い出の品を詰めた段ボール箱を一つ減らせば、床にあふれている物を収納することができます。

床に物を置かなくなると、途端に部屋がスッキリします。

快適な住まいや暮らしを求めているなら、優先するのは過去の思い出より今の暮らし。

過去の思い出と今の暮らしとのバランスは必要です。

ちなみに、こんな物は処分を検討しましょう。

  • 存在すら忘れていた物(忘れていた時点で思い出の品でもなんでもない)
  • 過去の友人や彼氏・彼女、離婚した相手との良くない思い出がある物
子供の頃の絵や工作などの紙モノは、デジタル化して保管することをオススメします。紙は劣化し、害虫やカビの温床になってしまいます。可能であればスキャンや撮影でデータとして残し、現物は処分しましょう。

収納場所がないけど、どうしても手放せない物がある場合

ワンルームや1Kだと、メインの収納スペースが一つしかないことはザラ。

ミニマリストを極めない限り、全部の持ち物を収められるはずがないのです。

私も今住んでいる1Kの部屋に、全部の持ち物を収納しきれていません。

部屋に合わせて物の量を調整することは大切ですが、部屋のキャパシティを度外視してでも手放したくない物は誰にだってあります。

収納場所がない時は、2つの方法があります。

  1. 実家に置かせてもらう
  2. 低コストの収納サービスに月額料金を払って預ける

実家に置くという選択肢は、実家に甘えられる人にしかできない方法で、万人ができることではありません。

その点、外部の収納サービスだと24時間365日空調が整っているから、カビや虫食いの心配がありません。

狭い収納に無理して突っ込み、傷んでしまうこともない。

生活スペースにゆとりができると、部屋をオシャレに飾り、お気に入りの空間を作ることもできます。

お気に入りの空間だと、映画を見たりお茶を飲んだり、音楽を流すだけでも気分が上がります。

話が脱線しましたが、外部に収納サービスは、例えば月額275円(税込)〜で預けられる「サマリーポケット」というものがあります。

無料で取り寄せた箱に詰めるだけで、部屋から一歩も出ることなく荷物の出し入れができます。

プランによっては、預けた物を1点ずつ撮影してくれます。

撮影された写真は、アプリ上で確認することができるので、何を預けているのか一目瞭然。

私も利用していて、シーズン外の洋服を中心にファッション系のアイテムを75点預けています。

月額料金は必要ですが、トランクルームのような高額な初期費用は必要なく、低コストで預けることができます。

私は洋服を5箱分預けていて月々2,335円払っていますが、家賃を上げて広い部屋に引っ越す費用や、トランクルームに預ける費用を考えれば安いもの。

スッキリした部屋での快適な暮らしを手放したくないので、今よりも広い部屋に引っ越すまでは、サマリーポケットに預け続けます。

サマリーポケットについては、こちらの記事で詳しくお伝えしています。収納場所が足りなくてお困りの方はぜひ参考にしてください。

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まとめ

ワンルームや1Kの小さいお部屋でも快適に暮らすために、

  • 物を減らす時の判断基準
  • 趣味の物や思い出の品など「いる・いらない」の見極めが難しい物を減らす方法

をお伝えしました。

物を減らしたいなら、この先必要になるわずかな可能性に賭けて、使うかどうかわからない物を保管するより、今を快適にすることを優先しましょう。

判断基準をまとめると、

  • 誰が見てもゴミとわかる物を捨てる
  • 過剰なストックや必要以上に持っている物は数を減らす
  • 化粧品のサンプルやポケットティッシュ、お手拭きなど無料で貰った物は使い切ってしまう
  • 数年使っていない物や使い道がすぐに言えない物、学生時代の教科書など今の自分には必要なくなった物や趣味が合わない物、存在すら忘れていた物など、今の生活に役立っていない物は手放す

また見極めが難しい趣味の物は「ランクづけ」して、ものすごく好きな物だけ残す。

思い出の品は「より親しい人、大切な人」がくれた物や「初めて貰ったメダルや賞状」など最もスペシャルな記憶を持つ物を残し、それ以外の物は写真に撮って処分する。

思い出の品は、勢いに任せて無理に手放すと後悔することになるので慎重に。

たくさんの物を持つことが悪いことではないのですが、ワンルームや1Kだと、住まいの広さが限られていて、多ければ多いほど生活スペースが狭くなり、ストレスを感じます。

物の数だけ管理の手間もかかるので、面倒な家事を時短したい人は、物を減らすと随分楽になります。

この記事を読んでいるということは、今「物を減らしたい」と思っているはず。

思った時が吉日なので、まずはわかりやすいゴミ捨てから始め、物減らしの弾みをつけてみてはいかがでしょうか?

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