お金が余るほどある人でない限り、いつもどこかで節約は意識してしまいますよね。
特にコロナ禍の今みたいに、先が見えない状況だと、生活防衛は大切です。
かと言って節約を意識し過ぎて、やり過ぎてしまうのもどうかと思うことがあって…
今回は、私がついついやってしまう「あまり声を大にして自慢げに語りたくない」節約を通り越した貧乏グセについて書いていこうと思います。
節約のつもりでついついやってしまう貧乏グセ
①近所の図書館に行くと必ずトイレを借りる
歩いて数分の近所の図書館に、DVDや本を借りたり返したりする時、トイレに行きたいタイミングだと、家のトイレを使わずに図書館のトイレを使ってしまいます(汗)
家からの距離にもよるけれど、トイレのある施設に行く時は必ずその施設で用を足すということをしてしまいます…
はい、水道代ですね。。
以前勤めてた会社の同僚が、節約のため「大きい方は絶対家のトイレでしない。外のトイレでする」と言っていたのですが、当時私は実家暮らしだったので「そこまでやるか…」と思っていました。
でも、一人暮らしだとちょっと気持ちが分かるというか…
私が住んでいる地域は水道代が高くて、不便でない範囲内で節水していても節約効果は微々たるものです。
でも、水道代は電気代やガス代のように季節による変動もあまりないので、少しでも節水したいと思うあまり、ついついトイレのある施設に甘えてしまいます。
ほんと、ごめんと思いながら使わせてもらってます。。
②冷凍うどんやソバの出汁を流用して料理を作る
お昼ご飯に冷凍のうどんやソバを食べると、出汁を捨てずに取っておきます。
どうするかっていうと、晩ご飯に煮物を作るときに使うんです。その出汁を…
お雑炊にする時もあります。
結構美味しい出汁だと思うんですよ…
出汁を取るためにお水を使わずに済むし、出汁を取るための光熱費も浮くので…
野菜や魚を出汁の中に入れて、みりんや醤油でちょっと味を調整すれば、時短で一品作れてしまいます。
普通の人は捨てるんだろうなあ…なんか貧乏くさいなあと思いながら、今日もうどんの出汁で煮物を作って食べました。
③鼻をかんだティッシュで排水口のゴミを取る
鼻をかんだティッシュはダイソーで買った「自立型ぷちゴミ袋」に入れて置いているのですが、毎朝お風呂の排水口に溜まった髪の毛を取って捨てるのに、使用済みティッシュを使っています…
排水口は清潔にしているけれども、さすがに素手で取るのは抵抗があるし、かと言って新しいティッシュを使うのはもったいない!
なので、ゴミ箱に捨てる前に仮置きしている「自立型ぷちゴミ袋」から使用済みティッシュを取り出して、そのティッシュで髪の毛をつまんでいます。
ナイロン袋で取ればいいんでしょうけど、排水口のわずかなゴミのためにナイロン袋を一枚犠牲にするのはもったいないと思っていて…
自分で鼻をかんだティッシュならともかく、他人が鼻をかんだティッシュなんて触りたくもないので、一人暮らしだからできることかなぁと思います。
④チューブ系の中身はハサミで切って使い切る
これは私以外にもやっている人は多いと思います。
チューブの中身を使い切る系の便利グッズも売ってますよね。
私はそういう便利グッズは買わずに、人力です(笑)
まず中身が少なくなってきたら、中身が出てきやすいように振って振って振りまくります。
振っても出てこなくなったら、今度はお尻をハサミで切って、中に指を突っ込んだり歯ブラシを突っ込んだりして使い切ります。
雑菌が繁殖するから、ハサミで切ってしまったら早めに使い切ります。
歯磨き粉の場合、さすがに汚いから歯ブラシを一回突っ込んでおしまいにしています。
⑤消費期限がすぎている食品でも食べてしまう
消費期限を数日すぎているぐらいなら私的には許容範囲内。
今まで一番心配だったのは、消費期限から2ヶ月たったレトルトのご飯。
実家に帰ったときに、期限が切れていたので捨てられる寸前だったレトルトご飯を救出し、持ち帰った6パック全て完食しました。
ホントはいけないんですが、お米代浮いたわ〜って喜んでました。
アホだわ…
レトルトご飯はちょっとやりすぎたかなと思いますが、一人暮らしだと気をつけていても日にちがすぎてしまう食材があります。
なるべくフードロスがないように無駄な食材を買い置きしないよう注意はしているのですが…
体調が悪くて料理ができなかったり、急に外食になったりする時もあって、期限内に食べきることができない日もあります。
期限切れの食材は、野菜ならスープにしたり、とにかくよく火を通して食べるようにしています。
食べ物を捨てるなんて、もったいなくてできない…
多分お金持ちになることがあったとしても、私はこの癖をやめることはできないと思います。。
⑥駐輪場はできるだけ無料の時間内に収めようとする
自転車をよく使っていますが、店先に駐輪できない時は、有料の駐輪場を利用します。
ただし、30分や60分無料の所に限ります。
そして、無料の時間内に用事を済ませるのです。
無料の時間内に買い物を済ませるためにオシャレな繁華街を走っている時は、なんだか微妙な気分になります。
みんなオシャレしてゆっくりとお買い物を楽しんでいるのに、携帯に記録したチェックリスト片手にせわしなく買い物をしている自分。
有料といっても100円とか150円。
それぐらい払ったらいいのに…と思いながらも、無料の駐輪にこだわってしまう私。
⑦洗濯物が肌着類だけの日は手洗いで洗濯する
洗濯機を回す日は洗い→すすぎ2回で、だいたい57L〜78Lの水を使っています。
洗濯物にパジャマや洋服がなく、タオル類や肌着類だけの日は、バケツで手洗いしています。
使っているバケツはニトリの「たためるバケツ(8L)」。
8Lのバケツでの手洗いすると、洗剤洗い→すすぎ2回で使う水の量は24L。
洗濯機を使うより倍近く水量が違うので、水道代節約のために手洗いしてしまいます。
手洗いの日は、洗濯機の脱水機能だけを使っています。
手洗いは手間だし、洗濯機を動かしている間に他の家事をやれば時短になるよね…と思うし、正直観念して大人しく洗濯機の世話になろうかと思っていたりします。
私が住む地域の水道代がもう少し安ければ…と思います。
水道代が定額の物件だとよかったかもなぁ。
次は水道代が定額の物件に住みたい。。
⑧布団カバーやシーツの洗濯は洗濯機で一回すすぐだけ
布団カバーやシーツはちょこちょこ洗いたい方です。
ただ、コインランドリーに持っていくと、洗濯+乾燥で1000円近くかかってしまいます。
梅雨の時期など乾きにくい季節は仕方ないですが、一度の洗濯と乾燥で1000円近くかかると、気軽に持って行けません。
適当なタイミングで洗剤洗いはしますが、ちょっと洗いたいなという程度の時にまでコインランドリーに持っていくのは不経済なので、洗濯で一回すすぐだけで済ませています。
一度水を通して干すだけでも気持ちがいいので。
ホントは毎回洗剤洗いからがっつりしたいんですけど、例によって水道代が高い地域なんで…
ついつい節水に意識が向いてしまいます。
なんだかな〜と思いながらも繰り返しやってしまう貧乏グセです。。
⑨実家や銭湯では必ずシャンプーする
こんなの貧乏グセとは言わないかもしれませんが、明日銭湯へ行く!と決めたら、その日はいくら痒くても湯シャンだけで済ませます。
明日実家に帰る!っていう日も、前日は湯シャンだけ。
銭湯は450円払うからにはしっかり洗いたいし、実家は単に甘えてるだけなんですが(汗)
シャンプーすると、水道代とガス代がいつもよりかかりますしね…大汗
銭湯はお金を払っているからシャンプーぐらい気兼ねなくすればいいんですが。
もちろん銭湯とはいえお湯の無駄使いはしません。
実家に関しては、ごめんなさい、ありがとうって感じですね。。
目先のお金を追いすぎないことが大事
こうやって改めて自分の貧乏グセをあげてみて気になったのは、目先のお金にとらわれがちだということ。
お金で時間を買うということも必要かなと思います。
7つ目の「手洗いでの洗濯」なんかがそう。
手洗いするよりも洗濯機を動かせば、その間に他の家事を済ませることができるし、もっとやりたいことをやる時間を作ることができます。
10円安い品物を求めて、時間をかけて遠くのスーパーに行くことと同じことかなと思います。
今の自分に欠けているのは、時間を買うという視点だと思います。
あとはただただ、みみちくってかっこ悪いな〜…という薄っぺらな印象です。
図書館のトイレなんかは常識の範囲内でしか使っていませんが、消費期限が大幅に切れた食品は下手したら食中毒や下痢で逆に医療費がかかる危険性もあります。
やりすぎは禁物ですよね。
日々節約を意識してはいるけど、決して上手に節約できている方ではないな…と書きながら反省させられた記事でした。
こんな記事を最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました!