スマホより大きいサイズのタブレット端末。
大きさは持ち歩きに便利な7インチぐらいから、12.9インチ(iPad Pro)の大画面まであります。
タブレットがあれば、手放せる物があります。
それがこの5つ。
- 取扱説明書
- 本、雑誌
- 紙の書類
- プリント写真(アルバム)
- テレビ
何故タブレットがあれば、この5つが手放せるのか、ご説明します。
- もっと物を減らしたい
- 紙類を捨てたい
こう思っている方は必見です!
タブレットがあれば手放せる物
①取扱説明書
電化製品から医薬品まで、取扱説明書は各メーカーのホームページ上で、PDF形式のファイルで配布されています。
もちろん無料です。
取扱説明書のPDFファイルをダウンロードして、タブレット端末に入れておけば、紙の取扱説明書はもう必要ありません。
取扱説明書をファイルなどにまとめていれば、ファイルごと捨てられます。
②本、雑誌
既に持っている本は、自炊代行サービス(書籍をスキャンして、PDFデータ化してくれる業者)に出して、タブレットで読めるようPDFデータ化します。
「SideBooks」というアプリを使えば、本をめくる感覚で読むことができます。
もちろん、お気に入りの雑誌もデータ化が可能です(※雑誌には対応していない業者もある)。
おすすめの自炊代行サービスは「未来ブック」と「スキャンピー」。
大切な本は未来ブックの方が、高くて多少時間がかかるけど、丁寧にしてくれます。
小説など、一部のページで少々傾いていても、文字が読めればいいという物は、安くて速いスキャンピーがおすすめ。
本をデータ化すると、地震で本棚が倒れてくるリスクを軽減できます。
水害で本が傷んで使い物にならなくなったり、火災で消失することもありません。
タブレットが一台あれば、容量が許す限り、何十冊もの本を持ち歩くことができます。
タブレットに入りきらない書籍データは、USBメモリや外付けハードディスク、クラウドなどに保管しておきます。
③紙の書類
- 雑誌や新聞などの切り抜き
- プリント類
- 観光地のパンフレット
- 名刺
- ショップカード
- 年賀状
- 手紙、はがき
こうした紙類は、種類ごとにファイリングしたり、箱に入れて保管しているのではないでしょうか。
データ化したら全て捨てることができます。
保管していても、中身を見ることは滅多にありません。
全部データにして、タブレットに入れてしまえば、数タップでアクセスできます。
どうしても紙で置いておかなければならない書類以外は、全部スキャンしてPDFファイル化してしまうのがおすすめ。
ScanSnapや、家庭用の複合機(プリンター、コピー機、スキャナーを兼ねたもの)でスキャンできます。
ScanSnapは、Wi-fiさえあれば、パソコンだけでなく、スマートフォン、タブレットとワイヤレスで接続することができます。
A4サイズまでの用紙をスキャンできます。
名刺やレシートなど、小さい紙は2枚並べて同時に読み取ることができます。
紙のサイズは自動認識してくれます。
複合機は、コピー、スキャナー機能付きの家庭用のプリンターです。
複合機なら、スキャナーを買う必要はありません。
ScanSnapにしても、スキャナー付の家庭用プリンターにしても、スキャンの作業に少々時間がかかります。
でも、データ化してしまえば収納もスッキリするし、紙が劣化してしまう心配もありません。
紙類が高温多湿の環境に保管されていると、シミ虫やシバン虫の食害にあう可能性もあります。
これらの害虫は見た目にも不快です。
シンプルに暮らしたいなら、データ化してタブレットで見られるようにしてしまう方が、部屋の物を減らすことができるし、災害で大切な書類が失われてしまうことがなくなります。
④プリント写真(アルバム)
フィルム時代の写真を、アルバムにはさんで大切に残している方もまだ多いはず。
プリントした写真は、年数が経つほど色あせてきます。
そして、水害や火災にあうと、取り返しのつかないことになりかねません。
大切な思い出だからこそ、少しでもはやく画像データ化してしまいましょう。
データ化すれば、アルバムごと捨てることができます。
大きなアルバムのかわりに、タブレット一台にたくさんの写真を保管すれば、重たいアルバムをひっぱり出してこなくても気軽に思い出を楽しむことができます。
⑤テレビ
初期コストがかかる大型家電、テレビ。
タブレットがあれば、テレビだってなくても大丈夫。
もし民放の番組が見たくなったら、「TVer(ティーバー)」という民放公式テレビポータルのアプリを使えば視聴できます。
NHKの番組が見たければ、NHKオンデマンドで見たい番組だけ購入すればいい。
ニュースや天気予報はネットで十分。
テレビの購入費用やNHKの受信料負担がなくなります。
おすすめのタブレット
iPhoneやMacなど、アップルユーザーなら、iPad ProかiPad mini。
アンドロイドユーザーなら、HUAWEIの10.1インチの「MediaPad T5」か持ち歩きに便利なサイズ、8インチの「MediaPad M5」。
タブレットのおかげで紙類の大減量に成功
私はタブレットのおかげで、結構ギュウギュウに詰め込んでいた収納家具の中身をスッキリさせることができました。
本もほとんどデータ化したので、本が収納してあったスペースに別の物を片付けておくことができて、部屋がよりスッキリしました。
重要書類だけは、それだけを書類ケースにまとめているから、すぐに取り出すことができます。
余分な書類をデータ化して捨てたおかげで、重要書類が見つからなくて、途方に暮れることもありません。
以下は、私がデータ化した紙類です。
- 本、雑誌
- 年賀状
- 手紙
- 各種プリント類
- 紙で渡される給与明細
- プリント写真(ポラロイド写真含む)
- デザインが好きで置いているショップカードやパッケージなど
- 名刺
- 観光地のパンフレット
- 雑誌や新聞の切り抜き
- pdfで配布されていない説明書
これらの物を保管していましたが、どうしても置いておきたい物を厳選し、スキャナーでデータ化しました。
厳選したのは、さすがに全部スキャンしていると、かなり時間がかかって大変だと思ったからです。
どうしても置いておきたい物をスキャナーでデータ化し、原本は廃棄。
データで保管しています。
給与明細などタブレットで見なくてもいいものは、外付けのハードディスクに保管しています。
これはタブレットで見なくていいので外付けのハードディスクの中にPDFで保管しています。
たまりやすい紙類は、保管場所を取るうえに、久しぶりに取り出してみると劣化していることがありました。
紙類を減らしてみると、紙として置いておく必要がある物って、重要書類以外はそんなにないと思います。
紙類をどっさり減らすことができたのは、タブレットのおかげだと思います。
タブレットがあれば、もし災害が起きても、思い出の写真から本、書類まで、失いたくない物を失わずに済みます。
データ化することで、同時に災害への備えもできて、まさに一石二鳥でした。
私のタブレットの利用例
タブレットで本を読むと、こんな感じ。
まるで本物の書籍と同じように、ページをめくって読み進めることができます。
ページをめくる方向も、本ごとに設定できるんです。
写真は、タブレットをアルバムがわりに使って、いつでも、どこにいても多くの写真を見られる状態になっています。
これはHUAWEIの「MediaPad M5」で、画面のサイズは8インチ。
元はL版のプリント写真でも、大きな画面で見られるので、より臨場感が出ています。
このまま持ち歩けるので、お出かけの時に友達が遅刻して待っている時や、カフェで休憩している時など、すぐに好きな本を読めるので、全然退屈しません。
タブレットを活用してシンプルに暮らそう
紙類をデータ化し、タブレットで見られる状態にしておくことで
- 部屋から紙類を一掃できる(※重要書類以外)
- 災害に備えることができる
このようなメリットがあります。
タブレットは電力に依存するので、バッテリーが切れたら使えない、電力に依存することでの環境負荷への懸念などがあります。
データ化するのも時間がかかるし、紙類を置いておくのが悪いことだとは思いません。
ただ、原本が必要な重要書類以外をデータ化してしまうと、本当に身軽な生活になります。
タブレットだけで保管しているのが不安なら、クラウドストレージや外付けハードティスクにバックアップを取っておけばいい。
今のテクノロジーに乗っかり便利さを享受するのも、なかなか悪くありません。
紙類を整理し切った時は、言いようもなく清々しく、心の底から満足感が湧いてきます。
運気も上がっていくような気分がします。
一人でも多くの方に、ぜひ同じような体験をしていたければと思い、紙類の減量法をご紹介させていただきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!