一人暮らしの部屋は狭くて、小さいクローゼットが一つしかない。
洋服がたくさんあるのにしまう場所がない。
何とか収納しても、溢れた服が床やソファに置きっ放し。
部屋に入りきらないから、実家にも置いてある…
洋服の収納でお悩みの、ワンルームや1Kの狭い部屋に住んでいる方。
この記事では、部屋が狭くても洋服の収納に困っていない、シンプリストの私の収納法をご紹介します。
部屋が狭くて、収納できない洋服にストレスをためている方の参考になる内容です。
私のお部屋プロフィール
- 1K(6.6畳)
- 部屋の収納は小さいクローゼットが一つ(下の画像の「CL」の部分)
これは手書きの間取り図です。
クローゼット?ちっさ!!というレベルの猫の額ほどのスペースです。。
部屋にハンガーラックやタンスを置くことも考えたけど、余白のあるスペースにしたかったから、結局置いてません。
キッチンに冷蔵庫を置くスペースがなかったのも、タンスを置かないことに決めた理由です。
狭い部屋で、私が洋服を収納した方法
狭くて満足な大きさのクローゼットもない状態で、洋服を収納するために私がやったことは、この4つ。
- 洋服の量を減らす(一軍だけにする)
- 吊るす収納はアウターのみ
- 洋服の収納はベッド下のスペースを活用
- シーズン外の洋服は宅配収納サービスに預ける
1.洋服の量を減らす(一軍だけにする)
①まず捨てる
大前提として、まず洋服の量を減らすこと。
洋服を減らすには、まずこういう物を処分します。
- 毛玉が出ているもの
- 着倒してくたびれたもの
H&MやZARAなどのリサイクルボックスに持って行ったり、燃えるゴミで処分します。
②一年着なかった洋服も処分
一年間着ていない服も、処分を検討します。
そういう洋服は、来年も着ません。
「いつか着る」のいつかは、だいたい永遠に来ないもの。
お気に入りであろうが、高かろうが綺麗であろうが手放します。
売れそうな物は、リサイクルショップやメルカリで売ります。
③買って失敗した洋服も処分
買って失敗した洋服は、来シーズンに持ち越しても着ることはありません。
残念だけど、置いていてもスペースの無駄。
勉強代だと思って売るか、H&MやZARAのリサイクルボックスなどに持って行きましょう。
④定番のスタイルを作る
くたびれた服や一年着ていない服を手放しても、まだまだ洋服が減らない…
洋服が思うように減らない原因は、自分のスタイルが見つかっていないからかもしれません。
自分のスタイルを見つけるには、手持ちの洋服の中で、自分が好きなコーディネートを作ること。
洋服を全部引っ張り出して、鏡の前でコーディネートしてみましょう。
お気に入りのコーディネートを見つけて、そこから外れる洋服は削ぎ落として(処分して)いきます。
「着ていないけれど超お気に入り」のお洋服との別れもあるので、人によっては辛い作業になるかもしれません。
でも、ここで見切ることができれば手持ちの洋服がかなり減ります!
そして不思議なことに、洋服が減るのにオシャレ度がアップします。
⑤色を3色に絞る
洋服の色を、お気に入りの3色に絞り込みます。
3色に限定すると合わなくて孤立する洋服が減り、洋服選びが随分と楽になります。
鏡で洋服を組み合わせるだけでなく、合わせた時に顔映りが良くなる色を見極めます。
好きな色でも、顔映りが良くない場合もあります。
顔映りも確認しながら色を絞り込んでいきましょう。
4番目、5番目に好きな色は
- スカーフやストール
- ベルト
- マフラー
こうした小物で取り入れます。
基本の3色以外の色を取り入れることで、コーディネートにメリハリが生まれます。
私の場合、白、黒、青系統で統一し、お気に入りの黄色や濃いピンク、赤のどれかを差し色として使っています。
例えばマリンボーダーのTシャツに白のテーパードデニムパンツを合わせ、ポイントに黄色のベルト(差し色)を持ってきます。
また、ネイビーのギンガムチェックのシャツに濃いデニムを着る時は、ポイントカラーとして赤色のソックスを取り入れます。
2.吊るす収納はアウターのみ
クローゼットが小さくて洋服をかける場所がちょっとしかなかったり、クローゼットそのものがなくて部屋にハンガーラックを設置する場合、吊るすのはアウターに限定します。
小さいクローゼットやハンガーラックは、短めのコートを含むアウターを5〜6着吊るしたら満杯になるレベル。
スペースに余裕がない状態で吊るすものは、畳みにくいアウターを優先せざるを得ません。
3.洋服の収納はベッド下のスペースを活用
タンスを置くよりも省スペースなのはベッド下。
ベッドを使っている方限定になってしまいますが、ベッド下に25、6センチほどの高さの空間があれば、ベッド下に収納ケースを置くことができます。
私が今使っているこちらのベッド↓は、高さ25cmで市販の収納ケースをベッド下に最高4つ収納できます。
私がベッド下収納に利用しているのは、ダイソーで一つ500円で買ったベッド下収納ケース。
洋服の取り出しやすさはタンスに負けますが、省スペースを目指すなら、ベッド下収納がおすすめ。
引き出し付きのベッドもありますが、ベッドの横に家具を置いてしまうと、家具に隣接した引き出しが開けられなくなるので、狭いお部屋にはおすすめできません。
4.シーズン外の洋服は宅配収納サービスに預ける
オールシーズンの洋服を部屋に収納できればいいけれど、さすがにそこまで減らすのは難しい…
私が利用しているのは、月額250円からの、箱に詰めて送るだけの「サマリーポケット」。
春と秋に着る合物は部屋に残し、冬物と夏物を預けています。
なぜ合物は部屋に残しておくのかというと、一年のうち春と秋の二度出番があるから。
夏と冬は一度だけですが、あいの季節は一年に二度。
だから、合物は部屋に置いておきます。
最初はシーズンアウトした洋服は、電車で30分もあれば帰れる実家に置かせてもらっていましたが、車がないので持ち運びが大変。
交通費に宅配便で送る時間と手間が面倒だし、宅配便の送料すらケチっていた時は、IKEAのフラクタという大きくて丈夫な袋に洋服を詰めて、雨に濡れないよう、晴れた日を選んで自力で持ち運びをしていました。
そのうちに、実家を倉庫がわりに使っても時間を無駄に浪費するだけだと思い、実家に保管することをやめました。
サマリーポケットは箱を宅配便で取り寄せることができるし、洋服を詰めたら集荷に来てもらうことができます。
重たい洋服をヒーコラ言いながら電車で自宅に持って帰らなくてもいいし、空調や湿度がきちんと管理された倉庫に保管されるので、保管環境は実家とは雲泥の差。
虫食いやカビの心配もありません。
過去のこちらの記事で、サマリーポケットについて詳しくご紹介しています↓
https://simplelife-note.work/sumally-pocket/
実家に住むのが両親だけになって空き部屋があったとしても、実家は両親の住まい。
両親の暮らしもあるし、実家を倉庫がわりに使うのはあまり良くないな、と個人的にはそう思います。
狭い部屋を洋服で溢れさせないよう、衣替え時に洋服をチェック
今は洋服が異常に安くて気軽に手に入れられます。
油断していると洋服が増えることもあるし、一年袖を通していなかったり、くたびれたり色あせていたりして、処分すべき洋服も出てきます。
私は、衣替えのたびに洋服を一枚ずつ、ダメージがないか隅々までチェックしします。
着ていない洋服やダメージのある洋服は来シーズンに持ち越さないようにして、洗濯や収納などの手間やコストを減らすよう意識しています。
洋服をたくさん持っていても、よく着ているのはその中のほんの一部だったりします。
多くの洋服を死蔵して、スペースまで殺してしまうのは生活スペースのムダ使い。
物は使ってこそ、洋服は着てこそ。
部屋が狭いなら、持ち物も部屋の大きさに合わせるのが、ストレスなく生活できる秘訣。
私が今までに手放した洋服や小物、靴のなかで、手放して後悔した物はありません。
手放してみると、その洋服分の空いたスペースに心まで軽くなってきます。
物は持ちすぎない方が暮らしやすいし、メンテナンスもしやすいです。
以上、部屋が狭くても洋服の収納に困っていない、シンプリストの私の収納法をご紹介しました。
狭い部屋で、洋服の収納にお悩みの方の参考になれば嬉しいです!