ワンルームや1Kのマンション、アパートで一人暮らしをしている方や、これから一人暮らしをする方。
こんなお悩みはありませんか?
- 備え付けのクローゼットが一つしかない
- クローゼットがあっても小さい
- 部屋にクローゼットなどの収納が全くない
- 部屋が狭くて大きな収納家具が置けない
- もちろん実家に置くという選択肢はない
日本には四季があるから、狭かったり収納設備が十分でないお部屋で、全シーズンの洋服を保管するのは結構悩ましいもの。
狭いお部屋であっても収納家具、収納アイテムを駆使すれば、限られたスペースを有効活用することができます。
この記事ではイケア(IKEA)の商品を例にあげて、狭いお部屋での衣類収納方法をご紹介します。
狭いお部屋で洋服の収納に悩む方は必見です!
狭い部屋の洋服収納方法4つ
①洋服ラックを使う
洋服をかけるだけでなく、靴やボックスを置くスペースもついた洋服ラック。
クローゼットがなくても洋服ラックを置けば、クローゼットがわりになります。
小さくてもクローゼットが一つあるなら、クローゼットの容量不足を補ってくれます。
RIGGA(リッガ)
イケアの洋服ラック「RIGGA(リッガ)」は丈夫なスチール製で1,799円(税込)の、プチプラ洋服ラック。
幅111cm、奥行き51cm、高さ(最小)126cm、(最大): 175cm、最大荷重35kg。
吊るす物によって高さが変えられます。
洋服を掛けるだけでなく、下のスペースに靴や収納ボックスを置くことができます。
キャスター付なので移動も簡単。
「SKUBB スクッブ 収納 6コンパートメント」を併用すれば、畳んだ衣類を入れておくことも。
「畳む」と「掛ける」の併用で、収納スペースを増やすことができます。
何着もあるパンツやスカートをコンパクトにまとめたいなら、1本のハンガーに4着掛けられるズボン&スカートハンガーVAJSING ヴァイスィングを使っても。
ハンドバッグ用ハンギングオーガナイザーなんかもあります。
HEMNES(ヘムネス)
パイン無垢材を使用したヘムネスは、ロングコートも掛けられます。
サイズは幅120cm、奥行き50cm、高さ197cm。
クローゼットすらない小さなお部屋でも、圧迫感のないオープンクローゼットとして使えます。
組み立ては一人では難しいので、誰かと一緒に組み立てるか、組み立てサービスが必須。
吊るせるSKUBB スクッブ 収納 6コンパートメントを併用し、下段の棚スペースはフタ付のボックスを使えばスッキリ見せることができます。
このラックは重量が30キロほどあり、スチールのラックより安定感があります。
MACKAPÄR(マッカペール)
靴収納ユニット付のコートラック、マッカペールはスチール製で幅78cm、奥行き32cm、高さ193cm。
奥行きが32センチなので圧迫感がなく、洋服の量に合わせて並べて使うのもあり。
このラックを2つ並べれば、1Kやワンルームのクローゼット以上の収納力を確保できます。
小さくてもクローゼットが一つあるなら、マッカペールを一つだけ置き、よく使う物やシーズン物の置き場所に。
狭い部屋に扉つきのどっしりした衣類収納家具を置いてしまうと、部屋が狭く見えてしまうだけでなく、扉を開け閉めするスペースが必要です。
限られたスペースを最大限活用するなら、扉つきの衣類収納より、オープンタイプの洋服ラックの方が適しています。
②ベッド下のスペースを生かす
ベッドを使っているなら、ベッド下の空間は立派な収納スペース。
洋服が多いなら、ベッド下を利用しない手はありません。
SKUBB(スクッブ)
ベッド下に収まる収納ケースSKUBB(スクッブ)はポリエステル製で、サイズが44x55x19cm。
これより大きいサイズのスクッブもあるので、洋服の量に合わせて選ぶことができます。
頻繁に出し入れしないオフシーズンの洋服の保管にも。
③収納付きベッドを使う
収納用の引き出しが付いているベッドを選ぶと、寝床がタンスがわりになります。
ベッド下収納より高くつきますが、洋服ダンスのようなしっかりした収納スペースが欲しい人に向いています。
BRIMNES(ブリムネス)
BRIMNES(ブリムネス)デイベッドフレーム(引き出し×2)は80x200cmで高さ57cm。
横85センチ、縦54センチ、高さ16センチの大容量の引き出し付で、昼はソファで夜はシングルにもダブルにもなるベッドに。
引き出しを開閉するスペースを別の家具で塞がないよう注意が必要ですが、狭い室内でも大容量の収納スペースを確保できます。
ちなみにベッドを広げずに使う場合、横幅80センチ=セミシングルサイズに相当します。
横幅80センチは寝返りをギリギリ打てる幅で、小柄な方ならセミシングルサイズのままでも寝ることは可能です。
SLÄKT(スレクト)
収納&ベッドベースSLÄKT(スレクト)は、引き出し4杯に棚がついたシングルベッド(90x200cm)。
引き出しのサイズは横72センチ、縦57センチ、高さ14センチで、ベッド一台にタンス一つ分に相当するスペースと、小さな本棚スペースがついています。
部屋をできるだけ広く使いたい時は、スレクトやBRIMNES(ブリムネス)のような収納つきのベッドを選ぶと、タンスを置かなくても洋服を収納することができます。
④オールインワンのロフトベッド
ベッド、デスクと引き出し、扉つきの棚までついたロフトベッドSMÅSTAD(スモースタード)。
ベッドのサイズは90x200cmで、高さは182cm。
天井の高さに要注意ですが、ベッドとデスク、本棚とクローゼットが一箇所にまとまっているので余ったスペースにソファを置いたりして、部屋を広々と使えます。
クローゼットのない小さなお部屋でも、ロフトベッド一台で収納不足をカバーできます。
洋服ラック+ベッド下活用を併用しよう
全シーズンの洋服を収納しようとすると、ベッド下の活用は必須とも言えるでしょう。
もちろんベッド下だけでは足りないので、洋服ラックの併用で不足分をカバーします。
扉なしのむき出しの洋服ラックをオススメする理由は、扉が開閉するスペースに物を置くと扉を開閉できなくなるから。
6畳前後の部屋では、わずかなスペースのロスがお部屋のレイアウトや収納量に大きく影響します。
扉なしの洋服ラックなら扉の開け閉めを気にすることなく設置できるし、フレームだけの軽やかなデザインなので部屋を広く見せることもできます。
引き出しつきのベッドで注意したいのは、引き出しが開閉するスペースには物を置けない点。
ベッドの横に家具があるなどお部屋のレイアウトによっては引き出しを開けることができないことがあります。
引き出しつきのベッドを使いたい場合は、レイアウトの変更が必要になる場合もあるでしょう。
すでにあるベッドの下を活かせる収納ケースSKUBB(スクッブ)を使えば、レイアウトを変えることなく収納を増やすことができるし、予算も抑えられます。
明らかに古い洋服は処分して洋服を減量しよう
限られたスペースに洋服を収納する時にありがちなのが、引き出しやラックがパンパンになってしまうこと。
不要な洋服を処分することで量を減らし、収納しやすくすることも大事です。
- 毛玉が出ている
- 洗濯やクリーニングでも落ちそうにない経年のシミや汚れがある
- 経年で退色(色あせ)している
- 穴があいたり破れたりしている(直して着たいとも思えないもの)
- 全体的にヨレヨレになっている
収納スペースに余裕ができるよう、明らかにダメになっていると分かるレベルの洋服や肌着類は処分しましょう。
部屋で全部収納しきれない時は「宅配収納サービス」を併用する
部屋で収納しきれないけれど、洋服が好きだから捨てるなんてとんでもない。
でも収納スペースは全部キャパオーバー。
そんな悩みを解決してくれるのが、月額保管料250円(税抜)〜で預けられる「サマリーポケット」という宅配収納サービスがあります。
無料で取り寄せた箱に詰めたら、集荷依頼をかけて送るだけ。
トランクルームのように高額な初期費用と月額料金は必要ないし、家から一歩も出なくても預けた物を出し入れできます。
預けた物は24時間365日、温度と湿度管理された倉庫内に保管され、必要な物は有料でハンガー保管もできます。
大切な洋服が傷むことなく安心して預けられます。
初めて利用する場合、キャンペーンで最初の数ヶ月間の月額料金が無料になるキャンペーンがあったりするので、気になれば気軽に試してみることができます。
サマリーポケットについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
私はシーズンオフの洋服は全部サマリーポケットに預けています。
部屋の中にあるのは今(今は夏)の季節に着る洋服だけ。
私は洋服のコレクターではないので大量の洋服を持っているわけではありませんが、サマリーポケットで洋服の収納がだいぶ楽になりました。
洋服の量が多いけれど捨てられない、捨てたくない方は、外部の収納サービスの利用も検討してみるといいと思います。
まとめ
ワンルーム、1Kの狭いお部屋で使えるIKEAの洋服収納アイテムをご紹介しました。
ご紹介したのはこちら。
- 洋服ラック
- ベッド下収納ケース
- 収納つきベッド
- ロフトベッド
IKEAの家具は組み立てが必要な物が多いですが、一番最初にご紹介した洋服ラック「RIGGA(リッガ)」以外は一人での組み立てが難しいので、組み立てサービスを利用するか、誰かに手伝ってもらって組み立てることをオススメします。
十分な収納がない部屋では、限られたスペースをいかに有効活用するかがポイント。
有効活用する鍵は、家具と収納グッズ選びに尽きます。
どうしても全部の洋服が部屋に収まらない時は、「サマリーポケット」のような外部の収納サービスを併用してみる。
あと、くたびれた洋服は処分し減量する。
クローゼットがない、クローゼットがあっても小さい、お部屋が狭かったとしても、収納家具の選び方次第で何とかなります。
IKEAは安くて使い勝手が良い家具がたくさん揃っているので、おうち時間を活用してオンラインストアでじっくり商品を選んでみるのもいいですね(^^)