光回線を導入すると、インターネットの快適さは爆上がり。
携帯キャリアの無制限プランもポケットwi-fiも通信制限はあるし、光の速さ、快適さには勝てません。
光だと無線LANルーターを設置すれば、PCもスマホもタブレットもデータ通信量を気にせずに動画でもなんでも好きなだけ見られます。
光回線って快適だな〜♪と思う反面、問題なのが室内に設置される機器と配線。
私は光回線の機器や配線のゴチャゴチャをうまく隠すことができなくて、実は最近まで途方にくれていました。
でも、シンプルライフをモットーにしていてゴチャゴチャを放置するのはどうなんだ!と一念発起して何かいい方法がないか探して考えてみました。
そして私の悩みを一発解決してくれたのが
- ベルメゾンのルーター収納ボックス
- 画びょう
- 白のマスキングテープ
この3つのアイテムです!
今回は、賃貸マンションで光回線の機器をうまく隠す方法と、壁を傷つけずに百均で買えるものでスマートに配線する方法をご紹介します!
賃貸住まいで光回線の機器と配線のゴチャゴチャに悩んでいる方には超オススメの内容です!
ルーター収納ボックスで光回線の機器のゴチャゴチャ一発解決!
室内に設置される光回線の機器は
- ONU(光回線終端装置)
- 光コンセント
- ルーター(無線or有線)
この3つ。
光コンセントに関しては一体型と分離型があり、一体型はコンセントの横についているので、この場合、室内に設置される危機はONUとルーターの2つだけとなります。
ポケットwi-fiだと小さな端末一つで済むのに、光回線になるとややこしい機器が複数入り込んできます。
これがとにかく悩ましい。
考えに考えて、私が光回線の機器を隠すのに使ったのはベルメゾンの「ルーター収納ボックス(スリムタイプ)」。
選んだ色はダークブラウンで、お値段は税込で4,400円(送料無料)。
幅29センチのスリムタイプのほか、幅50センチのワイドタイプ(税込4,950円)も。
色はダークブラウンのほか、ナチュラル、ホワイトがあります。
届いてみると、なんと組み立て式…勝手に完成品と思い込んでいました。
家具の組み立てが苦手な私は一瞬たじろぎましたが…仕方ないなとやりはじめたら、割と簡単に組み立てられました。
必要な工具はプラスドライバーぐらい。
表側はこんな感じ。
裏側。可動式の棚板やコード巻き取り用の金具(左端の方)、機器が倒れないようガードもついています。
これで丸ごと隠すと、こんな感じになります。スッキリ!!!
ちなみに、ビフォーはこんな状態でした。。汚い。そして適当、雑(笑)
紙袋に突っ込んで隅に押し込んだだけ…
私の部屋は一体型の光コンセントなんて付いてなくて、ONUと無線ルーターに加えて分離型の光コンセントもあるしでカオスさが増し増しでした…
光回線を引いたのはいいけど、ここだけはずっと見苦しくて…。
ベッドの陰に隠れているから、今までこのまま放置していたんですよね苦笑。
紙袋の中にもコンセントにもホコリは積もるし、ここだけは掃除がしにくくて、いつもイライラしていました。
でも今はこうなっています。
狭い場所なのでこんな写真でしかお見せできないのですが、ONUと無線LANルーター、分離型の光コンセントを全部ここにいれています。
そして、気になるコンセントも一緒に隠して、ホコリから守ってくれています。
コンセントに埃が積もると、最悪火災になりかねないので安心です。
巾木よけもついていて、壁とボックスの間に隙間ができる心配もなし。
↑赤い線でなぞったところが巾木よけ。
私の部屋の巾木はそんなに出っ張っていないんですが、嬉しい配慮です。
ルーター収納ボックス(スリム)のサイズは幅29、奥行14.5、高さ45cmで高さはベッドとちょうど同じぐらいなので、スマホやワイヤレスのスピーカーなどを置くこともできます。
ルーター収納ボックスの注意点
ベルメゾンのルーター収納ボックスは、機器もコンセントもまとめて隠せて見た目がスッキリするのがすごくいい点。
でも、気になる点が2つあります。
- 熱がこもる
- 部屋の隅に置くと電波が遮られてしまう
①熱がこもる
カバーを被せると、光回線の機器が熱を持った時に放熱されにくいため、機器の寿命を縮めてしまいます。
巾木よけに少し隙間が空いていますが放熱するには頼りないので、時折カバーを少しずらして風を通してやった方がいいです。
夏場は特に室温が上がるので、冷房をつけずに外出する時はカバーをずらし、隙間を作ってやるといいと思います。
②部屋の隅に置くと電波が遮られてしまう
ルーターの理想の置き場所は
- 床から1〜2メートルぐらいの高さ
- 家や部屋の中心
ルーターは円形に電波を飛ばすので、本当は部屋の隅には置かない方がいいし、ルーターのそばに遮蔽物がない方がいい。
だけど、私が置いているのは部屋の隅っこ。
コンセントがある位置や光ケーブルの長さ的に、この場所に置かざるを得なかったから仕方ないです。
でもまあ6.6畳の小さい部屋だから、そこまで気にすることもなく室内で問題なく使えています。
もっと広い部屋にお住まいの方は、置き場所を工夫した方がいいと思います。
賃貸OK!100均アイテムでできる光のスッキリ配線方法
そして、悩ましい光ケーブルを室内できれいに配線する方法ですが、私が使ったアイテムは
- 画びょう
- 白のマスキングテープ
どちらもダイソーで買ったもの。
画びょうは頭が平たくて、指で押さえやすいものがオススメ。
私の部屋は光ケーブルをエアコンダクトから引き込んでいます。
手描き図にすると、このように(赤線の部分)配線しました。
エアコンダクトに引き入れるのは業者さんがやってくれましたが、赤線でなぞった部分は私が配線しました。
と言っても、大したテクではありませんのでご安心ください。
DIYが苦手な私でも一人でできるレベルです。
順番に説明していきます。
①エアコンダクトからの配線を窓枠の上で軽く留める
エアコンダクトの下に窓の木枠があるので、黒い配線をなるべく垂直に下ろし、画びょうで留めます。
こちらが留めたところのアップ。
針で線を押さえる(絶対やってはダメ!)のではなく、画びょうのフチで線を押さえます。
賃貸なので原状回復しやすいよう、軽く押さえます。
全部押し込むと退去する時に画びょうを外すのが大変なので、外れない程度に押し込んでいます。
②配線が浮かないように適当な間隔で留める
私の部屋は窓枠が190センチぐらいなので、画びょう留めは全部で4カ所。
浮いてこないように、そして最小限の傷で済むように画びょうで軽く留めていきます。
先ほども書いたように、画びょうは全部押し込まなくてOK。
原状回復しやすいよう、外れない程度に軽く押さえるだけ。
③角を画びょうで押さえる
配線を下に引きおろすために、角を押さえます。
④下までマスキングテープで押さえる
あとは1センチ幅の、壁紙に合わせた白のマスキングテープを使って配線を壁紙に貼り付けて固定していきます。
粘着テープだと退去する時に壁紙を傷めそうなので、マスキングテープを使いました。
マステだと時々ちょっと剥がれるのが玉にキズですが、カーテンで隠れているので、剥がれに気付いたら指で押さえています。
粘着力がなくなってきたらまた上から貼ればいいので、今のところこれでいいことにしています。
下の画像は、画びょうとマステで光ケーブルを目立たないよう配線した私の部屋です。
エアコンの下から出ている黒いケーブル以外、何も見えませんね♪
画びょうでカーテンレール上のケーブルの浮きもきれいに隠れています。
エアコンから出ている黒いケーブルが気になれば、そこもマステを貼っておけばいいんですが、私は気にならないのでこのままにしています。
最初はモールドを使った方がいいのかな…と思っていたのですが、そこまでしなくても100円ショップで画びょうと白のマステでできちゃいました。。
すでにマステと画びょうをお持ちの方なら、ゼロ円で配線できます!
光回線の機器と配線隠しは5,000円以下で完璧!
私が光回線の機器と配線隠しに使った予算は5,000円以下。
正確には4,620円。
- ルーター収納ボックス:4,400円(税込・送料無料)
- 画びょう:110円
- マスキングテープ:110円
ルーター収納ボックスはベルメゾンの楽天市場店で買ったので、ポイントがあればもっと安く買うことができますね♪
ルーター収納ボックスの組み立てがちょっと面倒ですが、家具組み立て超苦手マンの私でも簡単にできるレベルです。
配線も、画びょうで押さえてマステを貼るだけ。
ルーター収納ボックスがもうちょっと安ければ…と思わなくもなかったですが、フローリングの色や他の家具の色と違和感がなく見た目も美しいので、今では4,400円出して良かったなと思ってます。
光回線の機器と配線でお困りの方は、ぜひ試してみてください!