突然ですが、洋服の数を減らした私のワードローブは3系統の色しかありません。
白系統、黒系統、青系統。
グレーも含んでいますが、白系統、黒系統どちらに含んでいいかわからないので、白黒青の3色にしておきます。
洋服を整理し減らすまでは、色んな色の洋服を持っていました。
赤、黄色、緑とか。信号か!と突っ込みたくなリますね。
「いる服といらない服を仕分ける秘訣は「おうちファッションショー」で紹介した方法で徹底的に組み合わせた結果、赤や黄色をメインに持ってくると顔映りがイマイチパッとせず、緑に至っては、似合わないわけではないけど、合わせる服(色)がないという悲しい結果に。
服の色を3色にして、不便は全く感じていません。
むしろ色んなことが楽になりました。
オシャレにも磨きがかかったし、3色に絞って良かったと思っています。
3色に絞るとオシャレレベルがアップした
大人のファッションは、引き算が肝心。
私はインスタグラムや、Googleの画像検索で、外国のオシャレな人のコーディネートを参考にしていますが、外国のオシャレな人のスナップを見ていると、色数が少ない組み合わせをよく見かけます。
色数を減らすとオシャレになるというのは、あながち間違っていないなと思います。
インテリアコーディネートで
- ベースカラー(コーディネートの70%を占める色)
- アソートカラー(ベースカラーを引き立てる色)
- アクセントカラー(コーディネートを引き立てる目立つ色)
という配色セオリーがあって、この3色の組み合わせでセンスのいい空間を作ることができるのと同じ。
3色でコーディネートを組むことで、高いアイテムを着ていなくても簡単にオシャレのレベルを上げることができるんです。
トップス、羽織もの、ボトムを白、黒、青系統、グレーの基本色で揃えておけば、組み合わせる色は最大でも3色。
色が散らかることがありません。
3色以下でコーディネートすることもできます。
ワントーンコーデやツートーンのコーデ。
ワントーンコーデだと、全身黒で靴だけ白(ブルーのストライプ入り)のスニーカーを合わせたり。
ツートーンコーデだと、トップスとボトムを白で統一して紺色やグレーのカーディガンを羽織ったり、黒のハイネックのニットにホワイトデニムのボトムを合わせるのが好きです。
モノトーンすぎて寂しい時にはシャプリエの黄色のトートバッグを持つと、とてもいいアクセントになります。
余談ですが、シャプリエのバッグはカラフルなので、以前は合わせづらいと感じていました。
でもワントーンコーデなど、色合わせをシンプルにすることでシャプリエのカラフルなバッグが逆に使いやすくなりました。
3色に絞ると服の組み合わせがかなり楽
洋服の色を3色に絞ると、組み合わせに悩む時間が減って楽になりました。
私が好きな青色を中心に、手持ちの服を白、黒、グレーの3色に絞ることで、毎日の服の組み合わせで悩むことが劇的に減りました。
青、白系統、黒系統の3色しかないので色合わせで失敗することもありません。
私は髪を染めていないので、黒髪に合わせて靴も黒系統を中心に、白、紺色で統一。
私の場合、黒髪なのと肌の色の影響もあるのか茶系統の服を着ると全く映えないので、茶系統の靴やベルト、バッグ、マフラー等は全部手放しました。
3色に絞る以前の私は、早起きが苦手で時間に余裕がないのに、出勤前に部屋のタンスからいっぱい服を引っ張り出して、着ては「なんか違う!」と脱いで、着たり脱いだりを繰り返し、遅刻しそうになることが多々ありました。
服の色をあまり深く考えずに買っていたため、一着のボトムにしか合わないシャツがたまたま洗濯後に乾いていなかったりすると、履いて行こうと思っていたボトムに合わせるトップスがなくて困ったことも…
少し肌寒くて羽織ものがいるのに、着て行こうとする服に合う色の羽織ものがなかったり。
色を絞ると組み合わせで困ることがなくなるし、洋服があるのに来て行くものがないというおかしな現象もなくなりました。
3色に絞ると、洋服の量も減らせる
私は白、黒、青の3色から外れる洋服は全部手放しました。
状態が良ければメルカリで売り、売れそうになければリサイクルショップなどで処分しました。
処分の方法については、「いらない洋服を捨てずに処分する!5つの手段」でも紹介しているので、ぜひ参考にして下さい。
今は、服をたくさん持っていることがオシャレではないということを身を持って実感しています。
学生時代、バイト代で好きな服が自由に買えるようになってから無駄な洋服を買い続け、自分が好きな色を見つけるまで実に20年以上かかりました。
色々なテイストや色の服を買っては失敗し、その中で「服がたくさんあるのに着る物がない」という不可思議な現象に悩まされ、さらに服を無駄に増やしてきました。
服がいっぱいあった当時は、おしゃれにあまり自信があったわけではなかったように思います。
今は服の色を限定することで自分のオシャレにより磨きをかけることができたし、毎日のコーディネートに自信を持っています。
「オシャレだよね」と言われることが以前よりも増えたし、お気に入りの3色コーデ生活にとても満足しています。
基本3色以外の好きな色は小物で取り入れる
- 靴下
- スカーフ
- ベルト
- バッグ
- ピアス
このような、面積が小さいもので差し色として取り入れます。
私の場合、赤色や濃いめのピンク、原色のイエローのアイテムを好んで使っています。
アクセントカラーを小物で取り入れることで、コーディネートにアクセントを作ることができて、メリハリをつけられるようになりました。
紺色のピーコート、黒のタートルネックニット、白のボトムに、イエローのマフラーを合わせるのも好きだし、濃い目のデニムと青のニットや青と白のギンガムチェックのシャツを着た時は、赤いソックスをワンポイントに持ってきたりします。
洋服の色を減らすと色合わせがシンプルで無駄がなくなるので、差し色に小物を持ってきてもゴチャついた印象になりません。
洋服の色を減らすと、小物を取り入れるのが以前よりも楽しくなった気がします。
3色に減らした理由は「とにかく洋服を減らしたかったから」
オシャレのために洋服を3色に絞ったというよりは、とにかく洋服の数を減らしたかったから3色に絞りました。
洋服の数を減らしたかった理由は「めんどくさかったから」。
何がめんどくさかったのかというと、毎日の「洋服選び」。
組み合わせに時間がかかるし、失敗も多い。
めんどくさがりだったから色数を減らした結果、偶然にもオシャレ度までアップするという有り難い効果もありました。
色数を減らすことで、自分が好きな色を見つけ、自分のスタイルとして定番化することができたし、洋服を買う時に色で迷うこともなくなりました。
3色に減らすことでバリエーションが減ったり、色を楽しむ機会が減るという見方もありますが、私はむしろオシャレがより楽しくなっています。
手持ちの洋服が3色の今が、人生で一番オシャレを楽しめていると思います。
読んでくださった方はぜひ、自分の3色を見つけてください。
【補足】自分の色が見つからない時に参考になる本
3色だとオシャレになるといっても、3色を決められない…
そんな時は「今ある服でおしゃれに見せる「軸色」の法則」という本が参考になります。
自分の色の見つけ方や、軸色別のコーディネートをおしゃれなイラストでやさしく学ぶことができます。