1Kとかワンルームのキッチンスペースは狭くて収納が少ないから、隙間があれば有効活用したいですよね。
でも、予算内で自室の隙間に合う棚となると、既製品の中から探すのは結構大変です。
かくいう私も、キッチンのコンロと冷蔵庫の空きスペースに資源ゴミと食品ストック、炊飯器と保温ポットを置ける棚が欲しい…と思っていたけど、いいなと思ったら高かったりして、なかなか良いものが見つかりませんでした。
そんな時、ダイソーで見かけたのが「ジョイントラック」。
今回は、実際に私がキッチンワゴンとして作ったラックを、画像多めでご紹介します。
ラックにはIKEAの分別用パック、無印良品の帆布のバスケットもセットしました。
自分仕様のキッチンラック(または隙間収納ラック)が欲しい方の参考になる内容です!
ダイソーのジョイントラックで作ったキッチンワゴン
まずは、ダイソーのジョイントラックで作ったキッチンワゴンをお見せします。
ラックの幅は25センチ、奥行きは45センチ。
棚を三段にしたかったのでポールを継ぎ足し、高さは87.5センチに。
ワゴンを動かして床を掃除できるよう、キャスターも付けました。
棚だけでは使いにくいので、イケアと無印良品のアイテムも使っています。
棚の一番下には、プラスチックゴミとビン、缶のゴミを入れておくためのIKEAの分別用パック「ディムパ」をセット。
二段目には、お米や乾物を入れておくために無印良品の「持ち手付帆布長方形バスケット(スリム・中)」をセット。
一番上には、炊飯器とサーモスの保冷ポットを置いています。
ラックにかかった金額は2,420円。
ちなみにIKEAの分別用バッグ「ディムパ」は399円、無印良品の帆布バスケットは1,290円でした。
ジョイントラックをキッチンに設置した図
隣が冷蔵庫なので、ちょっと余裕もありつつピッタリ収まるサイズ感。
本来、炊飯器など重い物は下の段に置くのがベストですが、隙間スペースに置いていれば、横に倒れてくる心配はないと思っています。
ダイソーのジョイントラック(三段)に使った全パーツ紹介
キャスター付の三段キッチンワゴンに使った全パーツがこちら。
パーツの内訳です。
- ポール4本(110円×4本=440円)
- 延長ポール4本(110円×4本=440円)
- ジョイントラック用固定部品(4個入)×3個(110円×3個=330円)
- ジョイントラック用専用キャスター黒(2個入)×2個(110円×2個=220円)
- ジョイントラック用棚(Ⅱ型)×2個(330円×2個=660円)
- ジョイントラック用転び止め棚×1個(330円)
合計2,420円。
↓ジョイントラック用棚(II型)
↓ジョイントラック用ポールと、延長ポール
↓ジョイントラック用固定部品
↓ジョイントラック用専用キャスター
一番上の段は、置いたものが落ちてこないようフチ付の「転び止め棚」を買いました。
転び止め棚はフチに2センチほどの高さがあるので、上に載せた物が転がり落ちにくくなっています。
私が買った棚のサイズは25センチ×45センチですが、サイズは30×15センチなど色々あるようです。
スチールラック関連の商品はお店によって品揃えが違うので、欲しいパーツが一気に揃わないことがあります。
実際、転び止め棚はいつも行くダイソーでは取り扱っていなかったので、他の店舗に電話をして取り寄せてもらいました。
ちなみにジョイントラックを買いに行く時は、イケアの「FRAKTA フラクタ キャリーバッグ M」が便利。
イケアのフラクタは横45cm、高さ45cm、マチ18cmで36リットルの容量なので、同じぐらいのサイズの袋を持っていくといいかと思います。
ジョイントラックの組み立て方
…と言っても組み立て中の画像がなくて申し訳ないのですが(汗)
組み立てる時に必要な物は、
- 床を傷つけないように敷く物(ビニールシートがベストだけど、新聞紙でも緩衝材でもOK)
- ゴムハンマー
金槌だと物音が大きくなるので、賃貸住まいで騒音が気になるなら、ゴムハンマーがおすすめ。
私は六角レンチのゴム製の取手を、ハンマーがわりに使いました。
組み立ては私一人でも何とかできましたが、助手がもう一人いた方が楽です。
以下のような手順で組み立てました。
- 4本のポールの一番下に固定部品を取り付ける
- 棚(II型)を固定部品を取り付けた位置にはめ込む(ここでハンマー使用)
- ポール上部のキャップを外し、延長ポールを取り付ける
- 二段目の棚を取り付けたい位置を決め、ポールに固定部品をはめ込む
- 二段目の棚を水平になるよう取り付ける(ここでハンマー使用)
- 一番上の棚の位置に固定部品をはめ込む
- 転び止め棚を設置
- 最後にキャスターを取り付ける
出来上がりがこちら。
一番上の棚にPPシートを敷く
一番上に設置した「転び止め棚」には炊飯器を置くのですが、そのままだと炊飯器を水平に置くことができません。
ジョイントラック専用の敷きパネルもないので、代わりに工作用のPPシートで代用することに。
転び止め棚にセットできるようサイズを図ってハサミでカット。
一枚でも十分ですが、心許なければ二枚敷くといいかと思います。
資源ごみ用にイケアの分別用パック「ディムパ」をセット
ビン、缶やプラスチックごみを収集日まで入れておくために用意していたのがIKEAの分別用パック「ディムパ」。
お値段は399円!
ディムパは幅22センチ、奥行き35センチ、高さ45センチ。
ジョイントラックの棚は幅25センチ、奥行き45センチなので、余裕で収まります。
ディムパは35リットルの容量なので、一人暮らしで出る程度の資源ゴミなら入る大きさだと思います(もちろんライフスタイルにもよりますが)。
二段目の棚の位置は、ディムパのフタの開け閉めがしやすい高さにしています。
二段目の棚は「無印良品の帆布バスケット」をセット
二段目の棚は、お米や乾物を入れておくスペース。
ただ、そのままでは収納しづらいので、何らかの入れ物が必要です。
これもジャストサイズが中々見つからなかったので、しばらくは適当な紙袋で代用しながら、納得いく物を探していました。
そしてある時、見つけたのが無印良品の「持ち手付帆布長方形バスケット(スリム・中)」。
サイズは幅18.5センチ×奥行き37センチ×高さ16センチ。
ジョイントラックの棚が幅25センチ、奥行き45センチなので、バスケットの奥行きがもう少し欲しいところではあったんですが、見た目、耐久性やお値段的(定価は1,590円ですが、期間限定価格で1,290円でゲット)にもこれ以上の物はないだろうと思い、奥行きが足りない点は妥協。
ダイソーのジョイントラックで作ったキッチンワゴンにセットすると、このようになりました。
空いているスペースには、頻繁に使うサランラップを置いてます。
丈夫な帆布でできているので、引き出しやすいんです。
実際に物を入れている状態がこちら…カップ焼きそばがドーン!ですが…(汗)
二段目に置いた無印良品の帆布バスケット、乾物の一時的なストックに、とっても助かってます。
ダイソーのジョイントラックで、キッチンの使い勝手が向上した
こちらはダイソーのジョイントラックを置いている、私の部屋のキッチンです。
ダイソーのジョイントラックのおかげで、炊飯器がちょうどいい高さにあって、ご飯を炊いたり、お茶碗によそったりしやすいです。
置き場所に困っていた缶、ビン、ペットボトルやプラスチックごみも、スマートに保管できてます。
欲しかった「ちょっとした食材のストック場所」もできて、生活が便利になりました!
ダイソーのジョイントラックは、かなり前からあったので存在自体は知っていたのですが、正直「ダイソーのスチールラックかぁ…大丈夫かな…?」と思っていたけれど。
ダイソーのジョイントラックには、こんなメリットがあります。
- パーツが豊富
- 作るのが簡単
- 安価
- サイズは限られているが、必要に応じた棚が作れる
ゴールデンウイークも目前。まとまった休みは、DIYのまたとない機会。
低予算で手軽に作れるダイソーのジョイントラック、隙間収納にぜひ活用してみてください。